比較的まじめな雑感①
Ⅰ社では年に1回グループ社員総会というものを開いています。今年は4月16日。都内某所で開くのですが、集まる社員数が1500名を突破しているために会場探すのだけでも苦労しています。もう一つの苦労は、1時間ほどのスピーチ内容の準備です。話すのが苦労ではありません。準備がなかなか大変ということです。
何でも(GEの元CEO)ジャック・ウェルチ氏は社員向けのスピーチ原稿を本番までに3回書き換えるとか…。これF役員が教えてくれました。何が驚きって、スピーチ原稿を作っているということですよ!信じられない。まあ、もちろん、1時間からの話をするのに、まさかぶっつけ本番で何も考えていないというのじゃ話にはならんでしょう。そりゃ、準備ってもんが必要です。当然、こういう時代ですからパワーポイントかなんかでスライド用意したり。
だけど、まさか一言一句のスピーチ原稿用意するというのは大変ですよね。3回書き換えているということが事実なら、その台詞通りに話すということでしょ!逆に、その台詞を覚えるのが大変ですよ。ところがですね、今年、私、準備したわけですよ。スピーチ原稿。フルバージョンで。それで、経営企画のメンバーの前でリハーサルしたんですけど、うまくいかなくて。私、こういうのも何なんですけど、しゃべり立つほうだという自信があるんですね。ところが、原稿を用意してると、どうも、いつの間にか棒読みになってんですねー。
人前での”しゃべり”って、勢いというかパッションというか、生の活力が大事と思うんですね。おおよその流れやシナリオはあっても、実際にパフォームするときは、そのときの言葉で発するというのがいいんでしょう。
実は、またもや心境が変化しつつあります。先週土曜日にⅠ社の中途採用説明会があったのですが・・・説明会では、私、1時間ほど会社全体について話をするようにしています。それを聞いた参加者の方から「Kさんはブログでの印象と全然違いました」という声があったとのこと。「いったい、どんな人間だと思っていたのか?」大変興味がわくと同時に、冷や汗が出てきます。この”文字空間”を通じて、Kというバーチャルな別人格が形成されつつある?大げさですが、そんなことを思いまして…内容をまじめな方向に向けようかな、などと考えておる次第です。ブログ諸君のご意見待つ!