MBMその②(MBTというのは如何?)
このブログの方向性を徐々にマネジメントに向けていこうかなと。これはマネジメント諸兄には朗報ですよ。但し、鵜呑みにしないでくださいね。
先日MBMの話をしましたが。マネジメント・バイ・マガジンですね。これは遺憾よという話だったんだけど、そうは言うけど、日常的に何か組織に対してメッセージしたいんだというニーズ強いでしょ。昔、経営に参画していた子会社のマネジメント陣は組織に対して、社員に対して、何かをメッセージすることやサジェッションを提供する習慣がなかった。そこにⅠ社型のマネジメントを持ち込んだんですが、朝礼のような場でコメントを求められて「特にありません」みたいなことを言ってしまう。これはきついですよ。
マネジメントとしては、やはり、常に何かコメントできないとね。そこで、思いつきました。MBT!マネジメント・バイ・タクシー。正確に言えば、(言うほどじゃないけど)マネジメント・バイ・タクシードライバーズコメント。つまり、マネジメント諸兄がタクシーに乗るたびに聞くわけですよ。運転士さんに「最近、景気どう?」「儲かってます?」「何か面白いネタないの?」などなど。そもそもタクシーというのは世相を現す最前線ですよ。その最前線に立つ運転士さんたちの世相の読みは確かです。
さらにタクシーが持つ密室性に着目。マスメディアでは得られないきわどいネタの宝庫です。「最近、○○省の役人から聞いた話だけど…」とか「汐留の○○会社が新製品出すらしいよ」とか。結構、ビジネスのヒントになりそうな話が聞けます。そいつをマネジメントに使う。素晴らしいアイデアです。
「タクシーで聞いたんだけどさー」とか余計な接頭句は禁物ですよ。MBTをやるときは、ネタ元をばらしたら最悪の結果を招きます。「ある筋から聞いたんだが…」などと勿体をつけて披瀝するんです。披瀝するんですよ。言うんじゃない。これは効くな。お薦めです。
あっ、そうそう。上司から「ある筋から聞いたんだが…」とか言われたら、気をつけたほうがいいですよ。