こんばんは。

 

悲しみを乗り越え、生きてて良かったと思える日をお届けします大友智子です。

 

 

まるで骨格標本のように痩せてしまった義母。

 

私が行くと弱々しいながら目を開けてくれる。

声が出たとしても何を言っているか判断ができなくなっているのですが・・・

 

今日はかすれた声を絞り出すように

「やだよ・・・・やだよ・・・・」

 

 

お義母さん、きっと痛いのよね。

骨がマットに当たれば痛いよね。

 

いや、もしかしたら死への恐怖かもしれない。

やりたいことができない悲しみかもしれない。

 

意識があるが故の苦しみ。

 

 

胸が掻きむしられるような痛みを覚えた。

 

 

 

「そばにいるからね」

「大丈夫よ」

 

こんな言葉しか出せない自分に腹が立つ。

 

私にできることは何かないのか。

先生にお願いできることはないのか。

 

私の手を握っていた義母の手の力が抜けていく。

 

 

 

花を持っていくことは禁じられているが

少し開花した梅の花の写真を撮って見せてあげよう。

 

苦痛が和らぐことを祈りながら。

心が安らかになることを祈りながら。

 
 

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。

ゆっくりおやすみください。

 
 
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