こんばんは。

 

悲しみを乗り越え、生きてて良かったと思える日をお届けします大友智子です。

 

 喪失感の中にある方、自分に価値を見出せない方、泣くことすら出来ずに一人で悩まれている方に対するカウンセリングと講演を承っております。

 

 

本日もブログに訪れていただきありがとうございます。

 

 

 

夫が命を絶ってしまい、受け入れられない現実と理解しきれないお金の動き。

止まることなく動いている日常と、止めてくれることのない返済。

明日のことも見えてこない上に、どんどん草が生い茂っていく畑。

 

絶望しかありませんでした。

 

「自分ばっかりラクになってさ!!!何で私につらいことを押し付けてるんだよ!!!」

姿のない夫に向かって悪態をつく日々。

 

 

「引っ越そう」

息子の一言で決断したものの、どれを保存すべきなのか・どれは不要なのかさえ考えがまとまりませんでした。

 

家の中には神棚が・庭にはやしろがあったので、ひとまず大友家でお世話になっていた神主さんに来ていただきました。

 

神主さんは丁寧に話を聞いてくださいました。

祈祷もしてくださり、片付け方も教えてくださいました。

 

そして最後に

「あなた方がこれから先、ずっと幸せであるように祈っていますからね」

 

 

 

「先祖代々のものを潰してしまうなんて」

「長男は家督なんだから農家を継がせないとダメだ」

 

親族からの言葉に押しつぶされそうだった私に、

夫に対して憎しみの言葉しか出てこない私に、

嫁の分際で長く引き継がれてきたものを手放す私に、

 

幸せを祈ってくれる人が目の前にいる。。。。

 

 

あなたにも必ずいらっしゃいますよ。

こうあるべきではなく、今選択したことを尊重してくださる方が。

あなたの幸せを祈ってくださっている方が。

 

 

祈りは目に見えないものだけれど、私はあの時確かに前に進む力があることを感じられました。

そして10年以上たった今も、あの温かい心がついさっきのことのように思い出されるのです。

 

 

祈りの力は生きる力を後押ししてくれるものなんだと今も思うのです。

 

 

 

 

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。

ゆっくりおやすみください。

 

 

死別・喪失感専門カウンセラー

大友智子

 

誰にも相談できない、心の声をお聴かせください
いただいたメッセージは、1通1通、丁寧に目を通させていただきます


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