「しんぷるらいふ」

何かを誰かに言いたくて、だからどこまでもどこまでも人は歩いている
何かに会うことも誰かと話すこともすべてちいさな破片。

ありがとうと言いながらだれかの腕でゆっくりと眠りにおちる
そんな一瞬のためにどこまでもどこまでも人は歩き続ける

とても大切なことを全力で追い越しても息は上がるばかり。
手放してしまいたいものは、なぜかたまっていくばかり。

本当は単純なものを私はたくさん背負いながら、
今日も人生という名の体重計に乗り続ける。

「決めつけること」

世界は傷であふれていて
喜びについて学べば学ぶほど、答えから一つずつ遠ざかっていく。
好奇心は知識を引き寄せ、知識は恐れを引き寄せる。
恐れは、縛りを引き寄せ、人は、自らに鎖を巻く。
生活は、夢の中で夢を見るようなもの。
心が、仮想と現実を分けている。
みんな、不確定なものを真実だと限定している。
でも僕は知っている。人は盲目で、本当は何も知らない。