「しんぷるらいふ」

何かを誰かに言いたくて、だからどこまでもどこまでも人は歩いている
何かに会うことも誰かと話すこともすべてちいさな破片。

ありがとうと言いながらだれかの腕でゆっくりと眠りにおちる
そんな一瞬のためにどこまでもどこまでも人は歩き続ける

とても大切なことを全力で追い越しても息は上がるばかり。
手放してしまいたいものは、なぜかたまっていくばかり。

本当は単純なものを私はたくさん背負いながら、
今日も人生という名の体重計に乗り続ける。