ここでは、
アイデアや問題の解決策を書いていきたいと思います。
専門家では無いので、
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政治経済から趣味娯楽(数独)まで広く扱います。
今回は「XboxOneのスペックとか外観から推測できること」についてです。
先日、マイクロソフトの次世代ゲーム機「XboxOneの発売の発表がありました。
※ゲーム機のスペック比較表、XboxOneとPS4は互換機かな(おいおい)
その構成はCPU+GPU+メモリ(8GB)+HDD+ブルーレイと
いう「PS4」と互換機かなと思わせるぐらい良く似ています。
ですが、メモリ(8GB)のスペックが大きく違います。
PS4はDDR5ですが、XboxOneはDDR3です。
処理スピードはDDR5がDDR3の2倍速いです。
XboxOneは「Kinect(キネクト)」を標準装備するので、
百ドルのコストアップのハンデが付いています。
このハンデの為にDDR5採用を見送ったとも考えられます。
ですが、メモリアクセスの性能が、
半減という事は、仕様決定において致命的失敗と言えます。
対策としてEDRAMをキャッシュとして32MB積むようですが、
まず、有効に機能するように為にはプログラム作業が面倒になります。
更に、ひとつのダイに50億トランジスタという高集積によって、
CPU+GPUチップの歩留まりが落ちるだろうという懸念があります。
なお、ビデオメモリへのアクセスには効果は無いです。
ところで、使用されているデバイス(部品)の中で、
イチバンもコストダウンが進むのがメモリです。
2年後のDDR5の価格は、
現在のDDR3の価格より安くなっている可能性さえあります。
今回のゲーム機(PS4とXboxOne)はパソコン分野で、
開発されたデバイスの流用なので、
PS3の時のような莫大な開発費を使っておらず、
ゲーム機本体の逆ザヤは早い時期に解消されると思われます。
さて、XboxOneの外観は既存のHDD録画機とそっくりです。
外観を公開していないPS4も良く似た形状をしていると思います。
リビングに置くので、シンプルなデザインは正解、
そして、無理の無いデバイスレイアウトと排熱設計を容易にします。
そうそう、背面のコネクタを見る限りですが、
相変わらず、電源ユニットを本体内に収める技術力が無いようです。
XboxOneの入出力で面白いのは、HDMIの入力を持っている事です。
ふたつの映像を組み合せて表示する事を意味しています。
コネクタの個数が不明だった時は、
XboxOneは、HDゲームのできる「高機能ビデオセレクタ」だな
と思ったのですが、
HDMI入力コネクタはひとつなので、これは違ったという事です。
マイクロソフトは、
XboxOneでXbox360のゲームは動作しないので、
XboxOneを買ってもXbox360を手放さないように言っています。
となると、このHDMI入力に接続するのは、
Xbox360という可能性がイチバン高いです。
テレビにはHDMI入力がふたつ付いていて、
ひとつがHDD録画機用で、ひとつがゲーム機用だから、
HDD録画機とゲーム機x2台を活かすには良い方法です。
ひょっとしたらXboxOneをオフにすると、
HDMI入力がダイレクトにHDMI出力に直結される可能性もあります。(おいおい)
HDMI入力が、多数あったとしてもお勧めできないです。
例えば、HDD録画機で録画した番組を見る時、
XboxOne経由でテレビに表示すると、
3つの機器の電源を入れなければ成らないので「エコ」ではないからです。
※失敗では(1)Kinectは足枷になるだろうなあ!
XboxOneは「Kinect」を標準装備としていますが、
これを有効に使うゲームは多くないという事を知っています。
欧米で、好まれるゲーム代表にFPSとレースがあります。
どちらも「Kinect」は操作デバイスとして相応しくないです。
例えば、無理にレースゲームで使うと、
その姿は、漫才やコントの運転手のような事になり、
ギヤ操作や左足ブレーキを、
正しく認識してくれず、苛立つ様子が容易に予想できます。
例えば、無理にFPSゲームで使うと、
その姿は、棒状のモノを使った「イッパツ芸」のような感じです。
エアーギターならぬエアーガン、BB弾の出ないエアーガンです。(おいおい)
私は、Kinectはとても良い操作デバイスだと思っています。
マウスやタッチパネルがそうであるように万能では無い、
例えば、タッチパネルは操作を容易にしましたが、
長い文章を書く時には効率が悪いです。
使用目的に合った操作デバイスを選択するのがベストです。
※失敗では(2)Skypeは売りにならないだろうなあ!
XboxOneは「Skype」が、
リビングで勝利するツールになると考えていますが、
テレビ電話が普及しない理由を勉強していないようです。
理由はスッピンを見られたくない、部屋着姿を見られたくない、
部屋の中を見られたくない、つまりプライバシーを隠したいからです。
大型テレビを使った「Skype」を受け入れてくれるのは、
おじいちゃんおばちゃんと孫たち(小学生以下)の場合ぐらいでしょう。
つまり「Skype」を使う時は、
先に化粧をして、よそ行きの衣装に着替えて、
部屋を掃除しなければならないので、
欧米ですら普及難しいでしょう。
日本だったら「CG」で補完する方向へいくでしょう。
ところが「CG」で、補完しちゃったら、
既存のアバター会話と同じだから、
アバターの操作が楽になるくらいなので必要としないのです。
※失敗では(3)Windowsを載せるなんて危険過ぎだろうなあ!
XboxOneには3つのOSを載せてゲームやアプリを動かす事になります。
当初、Windows8で動かす予定でしたが、APIのオーバヘッドが大きく、
GPUの性能を発揮できず、ゲームの表現力が大きく見劣りするので、
ゲーム専用のOSを用意したようです。
しかし、容易にSkypeなどのアプリを動かしたいばかりに
XboxOneには、OSのひとつとしてWindwos8が使われるようです。
ですが、Windowsと言えば、ウイルスの格好のターゲットであり、
ブラウザ経由で、フリーソフトがインストールできちゃったら終わりです。
ちなみに、ゲーム機は、CPUが違う、OSが違う、APIが違う、
インストール方法が特殊といった理由で、ウイルスを排除できていました。
私はマイクロソフトが、「XboxOne」を発表した事に感謝しています。
競争原理により「PS4」の価格や性能や工程が、
消費者にとって良い方向に動くからです。(おいおい)
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やや言葉不足ではありますが、ここで終わりとします。


