東京ははっきりしない天気ですねえ。


雨よりは外出が楽でいいですけどね。


またまた、久しぶりの決算書です。


前の忘れちゃいますよね。すみません。m(_ _ )m


言い訳のしようが。。。 ないです。(;^_^A



気を取り直して(私だけですね(笑))、


今回からは、損益計算書のいろんな利益を見てみます。



前回は、一般的に有名な営業利益までを簡単に見てみました。


仕組みを思い出せない方は、もう一度、


損益計算書って何だろう?(1)  をご覧になってください。



P/Lの簡単な仕組みは、この図のようなものです。



社長に役立つ会計・税務って何?         経営・税金・起業 会計士・税理士         太田悦雄のブログ-PL

ひとくちに利益と言っても、いくつも種類があります。


簡単なP/Lのイメージを見てみましょう。



社長に役立つ会計・税務って何?         経営・税金・起業 会計士・税理士         太田悦雄のブログ-簡易P/L

金額の前についている△は、マイナスです。

費用であるため、利益からマイナスするものと考えてください。


営業利益までは、前回お話ししました。



次の利益は、経常利益(けいじょうりえき)です。


これは、上の図の通り、営業利益(10,000)に


営業外収益(えいぎょうがいしゅうえき)(1,000)を足して、


営業外費用(えいぎょうがいひよう)(△2,000)


差し引いたもの(9,000)です。



経常利益は、一般的にケイツネと略されます。


ケイツネがいいとか、悪いとか、言うとカッコがつきますよ。(^O^)/



では、経常利益は、何を表わしているのでしょうか?



まずはじめに営業外収益・費用を説明します。


これは、通常の営業活動以外に発生する、


いわゆる財務関係の収益・費用のことです。


たとえば、預金の受取利息は営業外収益、


借入金の支払利息は営業外費用です。



そのため、本業の利益を表わす営業利益から


財務活動の収益をプラス、費用をマイナスする


経常利益は、会社の経常な経営活動で得た利益を表わすのです。


日本では、ケイツネが重視されることが多いです。


本業から得た利益はもちろん大事ですが、


通常、企業は、資金調達の手段として借り入れを行っています。


財務活動を無視しては、会社は成り立たないのです。


そのため、会社の経常的な活動から得た利益を表わす


ケイツネは重視されるのです。


今回は、ここまで、税引前当期純利益は、次回にしましょう。


それでは、また次回に!


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