〜豪華キャスト×圧巻の世界観!物語の幕開け〜
ついに始まりました、三谷幸喜脚本の最新作ドラマ
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』。
タイトルからして意味深で、どこか哲学的。
“この世”を“舞台”に見立てるという設定は、まさに三谷ワールド全開の世界観です。
しかも主演は菅田将暉。もうこの時点で、見ないわけにはいきません。
---
■ドラマの概要
物語の舞台は、どこか懐かしい昭和の香りが漂う街。
そこには、俳優・芸人・刑事・市民——さまざまな「人生の登場人物」たちが生きています。
しかし、彼らの営みはまるで「舞台劇」のようで、どこか現実離れしている。
「もしもこの世が舞台なら、私たちは誰のために演じているのか?」
——そんな問いかけを軸に、人生と演技、現実と虚構の境界線を描いていく群像劇です。
脚本・演出は三谷幸喜。
彼らしいユーモアと人間観察の鋭さが随所に光ります。
そして主演の菅田将暉が、その“舞台の中の舞台”に迷い込む青年を演じています。
---
■豪華すぎるキャスト陣
三谷作品らしく、脇を固めるキャストが本当に豪華。
ベテランから若手まで、まさにオールスター勢ぞろいの布陣です。
一人ひとりが主役級の存在感を放ち、まるで映画を観ているような贅沢さ。
中でも印象的なのは、舞台俳優・コメディアン・刑事など、
異なる世界の人々が一つの“町”に共存しているという不思議な構造。
それぞれのキャラクターが、どこか“演じているようで素のよう”な絶妙なバランスで描かれており、
三谷幸喜らしい群像劇の妙を感じました。
---
■圧巻のセットと世界観
そして特筆すべきはセットのクオリティの高さ。
昭和の街並みを再現したその光景は、どこを切り取っても美しい。
CGの時代とはいえ、ここまで“質感”を感じさせるセットは久々です。
ネオンが灯る夜の商店街や、古びた劇場の佇まいなど、
画面全体から「昭和へのオマージュ」が伝わってくるようでした。
まるで時間旅行をしているような没入感。
これだけでも一見の価値があります。
---
■初回を観た正直な感想
ただ正直に言うと、初回は少し情報量が多すぎた印象もありました。
登場人物が多く、それぞれにストーリーを持っているため、
1時間という枠ではやや“詰め込みすぎ”に感じた部分も。
有名キャストを活かすために、あれもこれも紹介していくうちに、
本来のテーマが少し霞んでしまったようにも見えました。
ただしこれは、群像劇の宿命でもあります。
初回は世界観の提示とキャラクター紹介がメインだったので、
むしろ次回以降に本当のドラマが始まる予感がします。
---
■今後への期待
次回からは、回ごとに中心となる人物が変わる“オムニバス形式”のような構成になるとのこと。
つまり、それぞれの登場人物の「人生の舞台裏(=楽屋)」が徐々に明かされていくのだと思います。
「演じることとは何か」
「人は誰のために生き、誰に見せるために笑うのか」
そんなテーマが浮かび上がってきそうで、ワクワクしています。
そして、三谷幸喜が描く“人間の滑稽さと美しさ”が、きっとここから真価を発揮するはず。
---
■まとめ
初回はまさに「豪華すぎる幕開け」。
キャスト、セット、演出、どれを取っても一級品。
ただ、その分、物語の整理が追いつかないほどの情報量でした。
しかし、それを補って余りある魅力が詰まっていました。
“人生は舞台”という三谷幸喜らしいテーマを、菅田将暉という稀代の表現者がどう体現していくのか——
この先の展開に大いに期待です。
初回を見終えて感じたのは、「これは“考えるドラマ”だ」ということ。
次回は、よりシンプルに、そして深く心に響く回になることを願っています。