寝不足の人、多いんじゃないだろうか。
正直、僕もその一人だ。
ミラノ・コルティナ五輪、ノルディックスキー・ジャンプ混合団体。
結果は銅メダル。
金には、ほんのわずか届かなかった。
でも、それでも胸が熱くなる、忘れられない試合だった。
混合団体という競技は、個人戦とはまったく違う。
一人のジャンプが終わるたびに、次の選手へとバトンのように想いが渡されていく。
誰かが完璧なら次が楽になるわけでもないし、
誰かが崩れれば終わり、という単純な話でもない。
4人それぞれの時間、覚悟、集中が重なって、
「日本」という一つの跳躍になる。
その中で、やはり高梨沙羅選手の存在は特別だった。
4年前、スーツ規定違反による失格。
あの時の涙を、忘れていない人は多いはずだ。
あれからの4年間が、どれほど長く、厳しいものだったか。
今回のメダルは、単なる銅ではない。
耐え抜いた時間そのものが、形になったメダルだと思う。
道産子の宝。
この言葉が、これほどしっくりくる選手はいない。
金メダルではなかった。
でも、確かに心を揺さぶられた。
興奮して、感動して、気づけば眠気なんてどこかへ行っていた。
スポーツは、結果だけじゃない。
こういう夜があるから、やっぱりやめられない。
本当に、おめでとうございます。










