来週の中国相場は残念ながら上げ
です![]()
中国のシッパーに文句をいうと
「鰻が少ないので、池が出してくれない。」
との答え・・・
先週の上げは為替が原因と言っていました![]()
なんか、おかしくないでしょうか???
日本の鰻消費量は世界一![]()
シェアは70%![]()
なのにどうして売り手市場なのでしょう?
輸出国が値段を上げると言えば、それがそのまま相場になる。
こんな業界はめずらしい。
この原因は、輸入商社にあるといってもいいでしょう(私もそうなのですが・・・
)
私は以前、木材を扱う商社に勤めておりました。![]()
私は、常に少しでも安い原材料を求めて東南アジア
を散策し、それと同時に、「少しでも良い提案を出来るところはないか?」と営業活動を行っておりました。
では、鰻商社は何が違うのでしょう?
おかしい点を下にあげてみました。
1. 中国の談合を許してしまった事
この原因は、商社同士の中途半端な連携があります。
私は以前、輸入組合という団体に属しておりました。
この組合が全く機能していない。
中国が談合したのであれば、こちらも窓口を組合にまとめ入札をさせればいいのですが、組合とは名ば かりでまとまりません。
なぜなら、組合自体に力が無く、まったく魅力がないからです。
私は、現在加盟しておりません。
2. 情報の管理不足
シラスの池入れ量を初め、残鰻量、国産相場、全て輸出国に筒抜け![]()
こんな業界はありえません。
こんな状態で貿易
が出来るはずがありません。
今回もそうですが、日本に鰻が無いと判断すれば当然相場を上げて
きます。
真相は明らかではないですが、日本の産地が相場を守る為に、輸出国に相場を下げないように陳情したという話しまで飛び交う始末![]()
私が一番驚いたのは、末端の専門店組合がシッパーと直接交流があるということです
輸入組合、インポーターを通り超えて、相場の陳情まで行く
商社にとって、シッパーは懐刀です。
手の内を晒すなら商社の意味がない。
鰻商社は、商社とは名ばかりのブローカーなのです![]()
3. ジャポニカへの依存
資源量が減っているジャポニカに依存している限り、輸出国主導の流れは変えられません。
現在の輸出国への牽制、資源保護のためにも異種うなぎの取り組みは大変重要です。
弊社では、ジャポニカに近いと言われる、ロストラータ種(米国)、モザンビカ種(アフリカ)、アンギラ種(ヨーロッパ)の品質改善と安定供給に取り組んでおります。
以上の原因の根底には、シラスウナギの不漁という問題があります。
しかし、それを言い訳にして何も行動を起こさなければ、日本の鰻文化は衰退の一途をたどるでしょう。
専門店の間では、ジャポニカ種を「本鰻」と呼ぶようにしているそうです。
すばらしい事ではないでしょうか!![]()
異種うなぎとのすみわけを考えてのことでしょう。
今ある現状を直視し、それぞれの立場で行動を起こすことが大切です。