ナマステ😌スタッフのkumikoです。
前回の『YOGA哲学のススメ』では、ヨガを深める為の8つの教え『アシュタンガ・ヨガ(ヨガの八支則)』について、そして日々の生活で実践するヨガ『ヤマ・ニヤマ』をお話しました。
今回は5つあるヤマの中の『アヒンサー(非暴力)』についてです。
どんなものも傷つけないという教えです。
他者だけでなく自分自身も含まれ、行動だけでなく言葉や思考からも暴力的なものを取り除くことです。
有名なマザーテレサの言葉があります。(実際の作者は他の人という説もあります)
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
私達は人生の中で病気や怪我の痛みの他に、叱られたり、裏切られたり、日常のちょっとした行動や反応にもたくさんの暴力的な要素が含まれています。
それは自分自身に対して、物や環境に対しても言えることです。
脳は危険から身を守るためにネガティヴな感情に強く惹きつけられやすいそうです。
しかしそのような心を野放しにしていたらそれは苦しみとなり、苦悩から自由になることはありません。
アヒンサーは8つの教え『ヤマ』の一番目にあげられ、ヨガの精神において最も重要な事柄です。
ヨーガスートラには『アヒンサーが習慣となった時、その周りの敵はいなくなる』と記されています。
自分がいつでも大きな優しさで満たされている事ができた時、それは周りの人にも伝わり広がっていくのです。
YOGA SPAでも『アヒンサー』を2月のテーマとして取り上げます。
ヨガの練習を通して理解を深め、日常生活へと繋げていきましょう。
毎日の積み重ねが言葉・行動・習慣・性格そして生き方を変えていくことができるでしょう✨
お読みいただきありがとうございました🙏
ライター / kumiko