誰が駒野を慰めたか(産経新聞より)  | グロブのーャジネマエマキエ

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惜しくもプレトリアに散った日本代表。


オシム監督もPK戦になるとロッカーに引き上げるPK戦は


ある種ルーレットゲームのようなものですよね。


120分で得点を奪えなかったのは事実ですが、よくやりましたよね!


大会前の2軍と言われたセルビア戦に0-3で負けた時は


前回大会同様勝ち点を取れれば上デキとまで思っていましたので


日本代表の関係者皆様、申し訳ありませんでした。


そしてこんなに日本を盛り上げ、夢中にしてくれてありがとうございました!




以下産経新聞記事のコピペです。




「誰が駒野を慰めたか」


ドイツ公共放送「ARD」で解説を務めたかつての名選手ネッツァー氏は「駒野はこの場面を生涯忘れられないだろう」と話したという。PK戦。駒野のシュートはクロスバーを直撃して大きくはねた。頭を抱える駒野。そして大会からの敗退が決まると、泣きじゃくった。敗戦は、駒野ひとりの責任ではない。誰が、駒野を慰めたか。

 バーをたたき、上方に大きく弾んだ自らのシュートに、駒野は天を仰ぎ、頭を抱えた。うつむいてセンターラインの仲間のところへ戻る駒野を抱きかかえるようにして迎え、列の中へ招き入れたのは、大会前にその腕からキャプテンマークを剥奪された中沢だった。

 5人目のキッカー、カルドソが決勝のゴールを決めると、歓喜の輪を抜けだし、1人のパラグアイ選手が駒野に駆け寄り、額をすりつけるようにして何かを語りかけた。自身4人目のキッカーとして落ち着いてゴール中央にPKを決めたアエドバルデスだった。おそらくスペイン語だったのだろう。駒野は何を言われているのか分からないはずだが、しきりにうなづいていた。気持ちは通じていたのだろう。

 一番長く駒野の肩を抱いていたのは、松井だった。そして駒野以上に泣いていた。何も言わず、しゃくり上げ、ただただ肩を抱き続けていたようにみえた。そして逆の肩を、阿部が抱いた。

 サポーターへのあいさつに駒野を背を押していざなったのは、稲本だった。努めて笑顔だった。駒野は笑顔を返すことはできなかった。それでも稲本は笑みを送り続けた。

 ロッカ-ルームに引き上げ、ミックスゾーンに姿をみせた駒野は、無言でうつむき、報道陣の前を通り過ぎた。バッジオが、バレジも味わったPK戦の残酷。だが多くの仲間に支えられ、駒野は立ち直らなくてはならない。

(了)




こういった心の交流に関する記事大好きです(゚ーÅ)


帰って録画見直そうと思いますw