2022 入試について | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

受験生、受験生のご家族の皆さん、お疲れ様でした。

 

今年は小5の早い時期にコロナ休校をはさみ、小6時のサピックスオープンなども少し風変わりな傾向で、やりにくかったことかと思います。

 

まだ国語しか見られていませんが、一部を除いては全体的に力の差の出にくい内容で、難儀したことでしょう。

 

私の教え子も半分近くが御三家、準御三家に合格してくれましたが、例年に比べて、手ごたえの割に、という感覚ではあります。

 

算数に関しては、まだほとんど見ることができていないのですが、武蔵の大問1など、灘、甲陽で見覚えのある問題が出された印象です。じつはこのブログでも取り上げた問題で、取り組んでくれた読者の方には少し得をさせることができたかなと思っています。

 

来年もおそらく、関西の問題が関東でアレンジされて出題されるのでは、と考えています。関東特有の問題は、作業地獄という特色がありますが、その為に少し行き詰ってきている気がします。

作問レベルに関し、国社は関東、算理は関西という印象です。中でも灘は3科とも別格で、灘が中受社会の問題を作っていないことが惜しまれます。

 

各塾で新年度が始まっています。新小6の皆さんにおかれては、どうか、自分にとって、成長を感じる1年になるように、そして家族の絆を強くし、他者への感謝の気持ちが持てるくらい、器が大きくできる1年になることを祈っています。