比の計算 その31(浦和明の星女子中 2012・②) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

少し国語力が必要な問題。

意外に思われるでしょうが、単位時間という言葉に詰まる生徒もいます。

中学受験で大事なのは、漢字と語彙、なんてことを最近考えています。

 

問題

直方体の形をした2つの容器A,Bがあります。AとBの高さは同じで,底面積の比は5:6です。それぞれの容器には,水を入れるために蛇口が付いていて,AとBの容器に単位時間あたりに注がれる水の量の比は3:5です。容器A,Bに同時に水を入れ始めて,容器Bが満水になったとき,容器Aの水面は,容器の高さより21cm低いところでした。容器の高さを求めなさい。

 

 

問題

水面の高さは、Aは1分で3÷5=0.6、Bは1分で5÷6=5/6ずつ高くなります。

このとき、2つの容器の水面の高さは0.6:5/6=18:25になることがわかります。

差が21cmになるとき、Bが直方体の高さになりますので、直方体の高さは21÷(25-18)×25=75cmとなります。

75cm