約数 その3(芝中 2006・①) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

約数、というよりは倍数ですが、近縁として。

 

問題

分子が6で分母が3けたの整数である約分できない整数は全部で□個です。

 

 

解説

6=2×3より、分母は2でも3でも割り切れない数です。

このとき、2で割り切れる3桁の数は999÷2-99÷2=450個、3で割り切れる3桁の数は999÷3-99÷3=300個、2、3の両方で割り切れる3桁の数は999÷6-99÷6=150個となりますので、2でも3でも割り切れる3桁の数は450+300-150=600個とわかります。

3けたの数は999-99=900個あるので、求める数は900-600=300個です。

300個