場合の数 その25(頌栄女子学院中 2010・②) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

一応、典型題ではありますが、こちらも書いてみてほしいところ。

普通の12才がこれを説明されただけで数理として理解できるとは思えませんので。

 

問題

赤,青,黒,白,緑の5個の玉があります。

① 赤,青,黒,白の4個の玉を1列に並べるとき,並べ方は全部で□通りあります。

② 赤,青,黒,白,緑の5個の玉を1列に並べます。このとき,白と緑の玉がとなりあうように並べることにします。たとえば,青赤緑白黒のように並べます。このような並べ方は全部で□通りあります。

 

 

解説

4つのものを並べるというときには,4つの箱に順に球を分けていくイメージがあるとやりやすいです。

そうすると、一つ目の箱は玉を4つから選ぶことができ、次の箱は玉を3つ選ぶことができます。

そうすると、全部で4×3×2×1=24通りになります。

① 24通り

白と緑をセットとして考えると、赤,青,黒,(白緑)の4つをならべ変えていくイメージになります。このとき、全部で4×3×2×1=24通りになります。

白、緑の順を入れ替えることができますので、全部で24×2=48通りとわかります。

② 48通り