規則性 その22(筑波大学附属駒場中 2007) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

この手の問題の入門に最適な問題です。

一つ上を目指すなら、取り組んでみてください。

 

問題

分数51/82を小数に直していくときの,小数第1位(1/10の位)にある数を1番目の数,小数第2位(1/100の位)にある数を2番目の数,……とします。

次の問いに答えなさい。

⑴ 10番目の数を求めなさい。

⑵ 1番目の数から100番目の数までをすべてかけてできた数には,一の位から0が続けて何個並んでいますか。

⑶ 1番目の数に2番目の数を加え,さらに3番目の数を加え,……と,順に,次々と数を加えていきます。加えてできた数がちょうど2007になるのは,何番目の数までを加えたときですか。

 

 

解説

51÷82=0.621951219512…より、10番目は5とわかります。

⑴ 5

上記より、5は5の倍数番目とわかりますので、100までの5は100÷5=20個あることがわかります。

そうすると、100までに5×2は20個あることがわかりますので、0は20個あることがわかります。

⑵ 20個

6から5個ずつに2+1+9+5+1=18ずつ大きくなりますので、(2007-6)÷18=111…3となり、111回の繰り返しで、2004となります。すると、2004+1+2=2007となりますので、1+111×5+2=558番目までの数を加えたものとなります。

⑶ 558番目