過不足算 その4(灘中 2001・1日目) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

過不足算の仕組みをきちんと考えたい問題です。

 

問題

子供たちにキャンデーを配るのに,1人7個ずつ配ると15個余り,9個ずつ配ると最後の1人は1個以上で9個より少なくなるという。キャンデーは最も多くて□個である。

 

 

解説

9個配ったときの足りない個数を1個とすると、7個ずつで15個余り、9個ずつで1個不足することから、子供の人数は(15+1)÷(9-7)=8人とわかります。

一方で、9個配ったときの足りない個数を8個とすると、(15+8)÷(9-7)=11.5人とわかります。つまり、子供の人数は8、9、10、11人のいずれかです。

そうすると、子供が11人のときが最もキャンデーが多くなり、その個数は11×7+15=92個と求まります。

92個