過不足算の仕組みをきちんと考えたい問題です。
問題
子供たちにキャンデーを配るのに,1人7個ずつ配ると15個余り,9個ずつ配ると最後の1人は1個以上で9個より少なくなるという。キャンデーは最も多くて□個である。
解説
9個配ったときの足りない個数を1個とすると、7個ずつで15個余り、9個ずつで1個不足することから、子供の人数は(15+1)÷(9-7)=8人とわかります。
一方で、9個配ったときの足りない個数を8個とすると、(15+8)÷(9-7)=11.5人とわかります。つまり、子供の人数は8、9、10、11人のいずれかです。
そうすると、子供が11人のときが最もキャンデーが多くなり、その個数は11×7+15=92個と求まります。
92個