一見難しそうですが、じつは何でもない問題です。
本番ではこういう問題を確実にとりたい。
問題
一定の速さで流れている川のA地とC地の間を,静水時の速さが一定である船が,次のように往復します。
船はA地から川を上り1544m離れたB地まで行き,B地で10分間停泊したあと,再び川を上ってB地からC地まで行きます。C地で15分間停泊したあと,分速77.2mの速さで川を下ってA地まで戻ってきます。
いま,10時にA地を出た船は10時40分にB地に到着し,13時40分にA地に戻ってきました。
このとき,次の問いに答えなさい。
⑴ 船の上りの速さは毎分何mですか。
⑵ 川の流れの速さは毎分何mですか。
⑶ C地に到着したのは何時何分ですか。
解説
1544÷40=毎分38.6m
⑴ 毎分38.6m
(38.6+77.2)÷2-38.6=毎分19.3m
⑵ 毎分19.3m
船はA地とC地の間を13時40分-10時-10分-15分=3時間15分=195分で往復します。
上りと下りの速さの比は38.6:77.2=1:2より、時間の比は2:1となり、上りには195×2/(2+1)=130分かかったことがわかります。
そうすると、C地点に到着したのは10時+130分+10分=12時20分と分かります。
⑶ 12時20分