割合の計算 その13(灘中 2005・1日目) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

少し軽めの割合の計算です。

ありがちな問題なので、迷わず解きたいところ。

 

問題

ある商品がA店,B店,C店で売られている。今月は,3つの店で合計6867個売れて,どの店でも前の月より同じ個数だけ増えた。これは前の月に対し,A店では15%,B店では10%,C店では6%の増加になる。前の月は,3つの店で合計□個売れた。

 

 

解説

A店の15%,B店の10%,C店の6%が同じ個数であることから、それぞれのもとの数の比は1/15:1/10:1/6=2:3:5とわかります。

3店合わせて合計2+3+5であったものが2+3+5+0.3×3=10.9になり、これが6867個にあたりますので、6867×10/10.9=6300個が前の月の合計とわかります。

6300個