推理算 その2(四天王寺中 2016) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

最近、関西の中学の問題にはまっています。

関東の最難関校の類似問題として使えるちょうど良さがその理由です。

今日の推理算は、頑張って試してみることが解法につながります。

 

問題

異なる6つの整数A,B,C,D,E,Fは1,2,3,4,5,6のどれかで,B×D×Eは奇数であり,A+B+Cは13より大きい。このとき,A+C+D+Eの値はいくらですか。

 

 

解説

B×D×Eが奇数であることから、B、D、Eは3つとも奇数となります。

A+B+Cが13以上、3+4+5<13より、A、Cのどちらかは6となります。

B=1のとき、A+Cは12より大きい数となるが、これを満たすA、Cは存在しません。

B=3のとき、A+Cは10より大きい数となり、これを満たすA、Cは存在しません。。

B=5のとき、A+Cは8より大きい数となり、これを満たすA、Cは6、4となります。

このとき、F=2とわかりますので、求めるB、F以外の和は1+3+4+6=14となります。

 

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