新年度に入り、塾通い、あるいは転塾を検討されている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今日は塾探しについて書いてみます。
良い塾とは、多分以下の3点を満たす塾ではないでしょうか。
①ちゃんと指導ができる
②ストレスなく通える
③家から近い
①についてはそこまで身構えて考えなくても良いでしょう。適切なインプットとアウトプットの機会があるところと考えれば、世の中で名を知られる大抵の塾はその条件を満たします。
ただ、量こなしてパターン暗記で合格を目指す塾と、徹底した思考訓練で合格を目指す塾という大きく2つの傾向はあり、前者には大手、おおよそは上位から中堅を目指す(規模が規模なので、最難関校にも合格者数を出せます)、後者には中小規模、おおよそは最難関校志向という大雑把な分けはありますので、お子様の性格、志望校の出題の質を踏まえて考えてみてください。
②については、まあ、相性です。
ある程度のストレスは、精神的な成長の糧になりますが、過大なストレスは破綻のもとです。
また、ストレスはお子様に降りかかるものなのか、親御さんご自身の見栄に降りかかるものなのか、ポリシーに降りかかるものなのかはよく見極めてください。
お子様に降りかかるものであれば、質と量を見極める必要があり、ポリシーに降りかかるものであれば、これはよろしくありません。見栄に降りかかるものであれば、ご自身を省みてください。
親御さんからみて、社員のあいつの態度は気に食わない、みたいな転塾はよくある話ですが、これ、他所行った例でも、自分のところに来た例でも上手く行ったためしを見たことがありません。
③は一番重要かなと考えます。
受験に一番重要なのは健康であることです。私は健康第一、家庭円満第二、勉強第三、息抜き第四くらいに思っています。
よほど惚れ込んだ塾であれば、まあわからなくもないですが。
オンラインについては、各社の動画をきっちりとは見切れていないので何ともですが、現状、質は良くとも、まあ見てつまらないものではあるようですので、もう少し洗練されていくのを待ったほうがいいでしょう。
塾は受験の重要な伴走者です。
ブランドではなく、納得いく塾を選んで元気に受験を乗り切りましょう。