典型直角三角形(開成中 2013) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

典型直角三角形の利用も良く出されます。

この問題は気付きやすいですが、気づきにくいものもあるので、要注意です。

 

問題

下の図1において,点X,Yはそれぞれ円C,Dの中心とします。円Dの半径が4cmで,角Xの大きさが60°のとき,円Cの面積を求めなさい。ただし,円Cの半径は4cmより大きいものとします。00

 

 

 

解説

まん中の三角形は、底辺と斜辺の比が1:2になる正三角形の半分である典型直角三角形で、円Cの半径をacmとすると、下図のようになります。

 

 

上図より、a=12cmとわかりますので、円Cの面積は12×12×3.14=452.16㎠となります。

452.16㎠