容積の問題 その3(桜蔭中 2005) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

容積の問題は文章が読めれば、あとは作業というものが少なくありません。

 

問題

たて25cm,横32cm,深さ23cmの水そうに深さ10cmまで水が入っています。底面が1辺5cmの正方形で高さが21cmの直方体の重りを正方形の面が水そうの底につくように1本ずつ入れます。

 

何本目の重りを入れると,水槽に入っているすべての重りが

初めて水面より下になりますか。

 

1本目の重りを入れたとき,水面は何cm上がりますか。

 

13本目の重りを入れたとき,水の深さは何cmになりますか。

 

 

 

解説

容器に入っている水は25×32×10=8000立方cmです。

これが、21cm以上の高さになるとき、底面積は8000÷21=380平方cm以下になります。重りの底面積の合計が800-380=420平方cm以上になります。そうすると、重りの数は420÷25=16本より多いことがわかります。よって、16+1=17本となります。

⑴ 17本目

8000÷(800-25)-10=10/31cm

⑵ 10/31cm

8000÷(800-25×13)=320/19cm

⑶ 320/19cm