速さと比 その3(早稲田実業学校中等部 2007) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

ちょっと文言が変わったときに、対応できるかどうかが考えられるかられないかの違いです。

解法パターンの暗記で対応できる子は、もともとかなり頭の使い方が上手な子で、そうでないのが12才の普通です。

解法パターンの暗記でもある程度の学校は受かりますが、そうした受験勉強が幸せかどうかは疑問です。考える受験勉強ができているかどうか、一度見直してみてください。

 

問題

A町からB町まで行くのに時速5kmで行くと予定していた時間より2時間早く着き,時速6kmで行くと予定していた時間より2時間30分早く着きました。A町からB町までの距離を求めなさい。

 

 

解説

時速5kmで行くときと時速6kmでいくとき、時間の比は6:5になり、差は2時間30分-2時間=30分となります。

つまり、時速5kmで進むと30分×6=3時間かかることが分かります。

よって、道のりは3×5=15kmとなります。

15km