最難関校の問題が厄介なのは、問題が難しいということではありません。
問題が本質的な理解を問うこと、つまり、考えて勉強できているかを問われることです。
こうした問題には詰込みでは対応できません。御三家の合格者数出している大手有名塾が率としては低く、規模の問題から人数は出せていないものの、率としては高い中小の塾があるのは、こうした問題からです。
生徒に考えさせる授業は、できる講師も限られる上に、大人数が集まる教室では不可能であるがゆえに。
塾選びは、立地、講師、そして合格者数でなく、合格率で選ばれることをお勧めします。100人合格率3%より、10人合格率25%のほうがはるかに信用できます。
問題
1周1500mのコースを,AさんとBさんは右まわり,Cさんは左まわりに一定の速さでまわり続けています。AさんはBさんに20分ごとに追いぬかれ,Cさんとは12分ごとに出会います。このとき、BさんとCさんは□分□秒ごとに出会います。
解説
AさんとBさんの速さの差はB-A=毎分75m、AさんとCさんの速さの和は毎分125mとわかります。
そうすると、BさんとCさんの速さの和は125+75=毎分200mとなりますので、この二人は1500÷200=7分30秒ごとにすれちがいます。
7分30秒ごと