いもづる算 その2(本郷中 2018①) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

いもづる算は、解が式一本でバシッと出ないので嫌われがちです。

ですが、バシッと一本で出ないあたり、つまり実験と思考を要することが、今後出題されるようになることを予感させます。

 

問題

8才、7才、3才の子供たちが合わせて12人います。この12人に節分の豆を年れいの数だけ配ったところ、配った豆の数は全部で75個でした。このとき、8才の子供は最大で何人いますか。

 

 

解説

75-12×3=39個につき、8-3=5個と7-3=4個の組み合わせに分けます。

すると、5×4=4×5を利用して、39=5×7+4×1、39=5×3+4×6の組み合わせが考えられます。いずれも7+1=8、3+6=9と12以下なので、解として考えられる数です。

今回の場合、5個の数が8才の人数ですので、最大は7人とわかります。

7人