いもづる算は、解が式一本でバシッと出ないので嫌われがちです。
ですが、バシッと一本で出ないあたり、つまり実験と思考を要することが、今後出題されるようになることを予感させます。
問題
8才、7才、3才の子供たちが合わせて12人います。この12人に節分の豆を年れいの数だけ配ったところ、配った豆の数は全部で75個でした。このとき、8才の子供は最大で何人いますか。
解説
75-12×3=39個につき、8-3=5個と7-3=4個の組み合わせに分けます。
すると、5×4=4×5を利用して、39=5×7+4×1、39=5×3+4×6の組み合わせが考えられます。いずれも7+1=8、3+6=9と12以下なので、解として考えられる数です。
今回の場合、5個の数が8才の人数ですので、最大は7人とわかります。
7人