式で解く過不足算(愛光中 2015) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

算数的な解き方へのこだわりを持つ人がよくいますが、習うときはそれでいいと思います。しかし、解くときには、式で解く、という逃げ道があると便利です。

典型的な過不足算を式で解いてみました。

 

問題

長椅子に生徒がすわります。5人ずつすわると長椅子をすべて使い,最後の1脚は2人だけすわることになります。また,3人ずつすわると長椅子があと5脚あればちょうど全員がすわれます。長椅子は①脚あり,生徒の人数は②人です。

 

 

解説

5人と3人の合計人数の求め方は以下の通りです。この式を解くことでこの過不足算にあたってみます。

 

5×(いすの数-1)+2=3×(いすの数+5)

5×いすの数-3=3×いすの数+15

2×いすの数=18

いすの数=9となります。

生徒数は3×(9+5)=42人

 

① 9脚 ② 42人