倍数算(ラ・サール中 2015) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

確実にとりたい文章題として、倍数算があります。

こちらはひねりが少なく、いわゆるマルマル算を使いこなすことができれば、おおよそ問題なく解くことができるからです。

とはいえ、本番では焦って問題を読み違うなどの事情で案外得点にできていなかったりします。2月はまだ少し先ですが、帰国入試はそろそろ始まりますので、確認のために解いておきましょう。

 

問題

A、B、C 3人の体重の和は164kgです。また、AとBの体重の和はCの体重の4倍より2kg少なく、Aの体重はCの体重の2倍より5.8kg多いです。

A、B、C の体重はそれぞれ何kgですか。

 

 

解説

Cの体重を①kgとおくとき、Aの体重は②+5.8kg、AとBの合計は④-2kgとおけます。

このとき、3人の合計は164kgで、かつ①+④-2=⑤-2kgとおくことができます。

そうすると、⑤-2=164kgなので、⑤=166kg、①=33.2kgとわかります。

よって、C=33.2kg、Aは33.2×2+5.8=72.2kg、B=164-(33.2+72.2)=58.6kgとわかります。

A 72.2kg B 58.6kg C 33.2kg