ロウソクの燃える速さ(洗足学園中 2018①) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

本日は、ロウソクの燃える速さについての問題を扱います。

これが速さの問題にあたることを見抜けるかが勝負です。柔軟な思考力が問われます。

帰国入試で有名な洗足の問題ですので、帰国生の方も解いておくとよいでしょう。

 

問題

12cmのロウソクAと21cmのロウソクBがあります。火をつけてから燃え尽きるまでにロウソクAは6時間,ロウソクBは3時間30分かかります。ロウソクA,Bに同時に火をつけたとき,残っているロウソクの長さが等しくなるのは火をつけてから何時間何分後ですか。

 

 

解説

燃える速さを考えると、ロウソクAは1時間当たり12÷6=2cm、ロウソクBは1時間当たり21÷3.5=6cmとわかります。

このとき、旅人算の追いつきと同じように考えると、差の21-12=9cmを1時間当たり6cmで1時間当たり2cmを追いかけるのと同じこととわかります。

9÷(6-2)=9/4時間

つまり、2時間15分で追いつくことが分かります。

2時間15分