こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
前回この「裏ワザ編」を書いた後
メールやFacebookから
問い合わせがジャカスカきています。
⇒前回の裏技記事「選挙区の選び方 —裏ワザ編」
「全回負けたのは、
県連が何もしてくれないからだと思っていたけど、違うのでしょうか」
はい、よくあることで
「応募したいと言ったら城が空いていない、と断られたのですが、空きそうな城ありますか」
「今は勝っているけど、実態が弱い選挙区は何を見たら良いのでしょうか」
という生々しい質問
そして
「いい選挙区教えてください!」
という直球まで
選挙は民主的な殺し合いです
選挙区が欲しい!
でも
勝てそうな選挙区が空いていない。
そんなときに
「今は敵陣が圧倒的に強いけれども
実際にやってみると意外と勝ちやすい選挙区」
これを探し出すしかありません。
その
「勝てる選挙区を見つける」
ひとつの方法です。
現職の国会議員の事務所に電話をかけてみてください。
要領は以下。
「先生に会いたいのですが、面会の時間をお願いします。」
この程度に
ざっくりとした依頼で電話をします。
その際の応対を見て
その実態を探ります。
ここでわかることは
議員と秘書との連携ができているか
そして
秘書同士の連携ができているか
それで、
その議員事務所の骨組みが
どの程度しっかりしているのか
がわかるのです。
議員事務所にアポ依頼の電話をすると
秘書は、
スケジュール担当に日程が空いているかどうか と共に、
議員に
依頼をしてきたその人と会うかどうか を確認します。
議員事務所には毎日たくさんの面談依頼が来ますが、
① 見知らぬ一般人の面会依頼を受けるかどうか
② 受けるか否かを確認する際に、電話口の秘書の応答、話し方は印象が良いかどうか
③ 「スケジュール担当(又は議員)に確認して折り返します」と言ってきたとき、大半はこう言いますが、折り返しの電話があるかどうか
④ その後「折り返し」の電話が来るかどうか
⑤ 断ってきたとしたらその理由と、電話口の秘書の言葉の選び方、印象がどうだったか
ここを確認してみてください。
先ず、
ちょっと怪しいと思う人は調べて断ってきますが、
その理由がどんなものなのか、
そして、
それを伝える秘書の印象がどうか
これだけでも
その政治家がそこで票を集めているのが
「政党」ではなく
本人自身、本人個人としての票なのかかどうか が
くっきりと見えます。
もし、
この事務所からの回答、折り返しの電話がなかったら
その選挙区は超狙い目です!
4年くらいやることをやれば
必ず勝てます。
そして
電話口の秘書の対応が印象悪いのであれば
まあ、必ず勝てるでしょう。
誰に反対されてもその選挙区に旗を突き立てて
さっさとやることやれば良いだけです。
議員と秘書の連携ができているか
地元有権者をどのくらい大切に扱っているか
よくわからない電話にも、丁寧に応対しているか
この程度が分かれば
政党票以外の「個人票」がどの程度あるのかが読めます。
切り崩しポイントはそこらじゅうにあるでしょう。
良い城がい空いていないのは仕方がない。
だったら
地元活動が緩い、
人を大切にしていない敵陣の選挙区を選ぶ。
まだまだ
まだまだ
ありますよー。
「良い選挙区」
全国の選挙区を歩いていて
今日も
そのことをひしひしと思い知りました。



