こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
「選挙区の選び方―裏技編」 ――7/5「落下傘候補」続編です
7月5日「選挙区の選び方」で個別にご質問頂きました
選挙区を選ぶっていうこと自体
「出身地じゃないの?」という批判にさらされるのに
「選挙区の選び方」で「裏ワザ」なんて怪しすぎますか?
でも
どうしても国政で政治家になりたいなら
ここは登竜門としても
潜り抜けなければならないところ
だったらより勝てそうな選挙区を見つけなければなりません
「選挙区で今空いているところ」
を探すことになりますが
そこは
1)圧倒的に強い政治家が城主で、敵候補が次々変る
2)前職の議員が何か問題があって辞任した
3)選挙区割りで県連が揉めている
こんな理由が主なものです
で、
2)や3)は
その地域の県議会議員とか市議会議員が後釜を狙っているので
落下傘候補にその城を明け渡すとは考えにくい
しかも
そのチャンスを狙うには時間的ロスが多すぎ
となると
選ぶのは1)
圧倒的に強い政治家が圧勝し続けている選挙区
よく言う「テッパン」な選挙区を狙うしかないわけです
そんなテッパン選挙区で
「勝てるわけないでしょうー!」
って声が聞こえてきそうですけど
そうですね
そう簡単には勝てないでしょう
でも、勝っている政治家がいるのです
それは、
現在、野党で選挙区勝利をしている議員
この野党逆風の中にあって勝つのですから
それがまさに「実力」
その実力の培い方はまた別の機会にお話しするとして
そんな数ある「テッパン選挙区」の中で
じゃあ
どの選挙区を狙ったらいいのか
ということです
どうせ「落下傘」なのですから
選択肢は日本中結構あります
それらの中でどの選挙区がより「勝ち」に結びつきやすいのか
ひっぱるだけ話をひっぱりましたが
結論
議員と秘書の連携がうまくいっていない議員事務所
その議員の選挙区を狙うことです
国政選挙の場合に限っての話になりますが
議員は秘書の良し悪しで仕事の質が決まってくる部分が多々あります
例えば
地元での選挙のための活動
議員の代わりに地域を回って歩く秘書が
だらしない人で
約束を忘れたり
安請け合いのタカリだったりしたら
当然
議員の評価は下がりますよね
それは議員会館の秘書に至っても同じです
それに
議員とのアポを取ったり
陳情を依頼したりするのは
秘書を通して頼みます
要するに
秘書は議員と1票を持っている有権者との間をつなぐ力が試される仕事なのです
この「秘書の力」が弱い議員の選挙区
もしかしたら
たまたま
相手候補が左程の選挙活動をしないやる気のない候補者が
次々代わっているから勝っている
とか
たまたま譲り受けた選挙区で、前の議員の人望が厚かったから
勝っている
とか
そんな理由が多いのです
ですから
秘書がテキトーな人でも何とか勝てている
・・・・。
そうです、狙うのはこういう選挙区なのです。
それをどうやって見破るのか
その方法は次回
また書きますね
うふふ
お楽しみに(^^♪
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