こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
今日は「ハマグリ」先生こと中井洽(なかい ひろし)先生のお話、
前回の続きをご紹介しますね。
⇒前回の記事「議員の思い出―――「キミ、キミ!今はどこの店にいるんだい?」って、先生!①」
「ハマグリ」先生が陣頭指揮を執られた
そんな感動的な宴席の翌日、
私は夜遅くに
友人たちと
歩道に面したイタリアンのお店で食事をしていました。
ふと歩道の外に目を向けると
あーら、
昨日宴席でご一緒させて頂いた
「ハマグリ」先生が歩いておられるではないですか!
昨日の今日で
少しばかり気が緩んだ私は
あろうことか
「ハマグリ先生!」
と声をかけてしまったのです。
言ってから
「しまったー!!」
と思いましたが
口から出た言葉は戻りません。
すると先生はこちらを見つけ
満面の笑顔!
(あー、叱られなかった、良かった~~~)
と思った瞬間、
「いやー、キミキミ!
今はどこの店にいるのかね?」
え・・・
え????
「店」って、、、
センセーーーィ!
私、秘書です、
昨日お酌して頂いた、秘書の鈴鹿です!
どこかのお店のお姉さんじゃなくてー
と言いたい言葉も
喉につまって出てきません。
先生はそんなことはどこ吹く風
満面の笑みで
「じゃ、またなっ!」
と
片手をあげ、
颯爽とその場を去って行かれました。
多分、
どこぞのお店の方と
勘違いされたのかと。
何となく
顔だけは覚えていて頂いたのでしょう。
政治家への評価には
賛否両論あるのは常であり、
様々な批判があることも十分存じてはおりますが、
こんな出来事は日常茶飯事な
お茶目で
女性秘書だけでなく
男性秘書からも人気のある先生でした。
そう言えば、
ハマグリ先生が委員長していた委員会
豪傑で爆笑もたびたび( ´艸`)
委員会中継横目に仕事するのが楽しみでした。
今頃は、あちらの世界で
「キミキミ!」
とお茶目な笑顔でされておられるのでしょうか。
仕事をさせて頂き
厳しさも嬉しさも教えて頂いたご恩は
忘れようがありません。
豪快で繊細で
カッコいい国会議員でした。
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鈴鹿久美子著書
「会う人すべてがあなたのファンになる 一流の魅せ方」



