趣味で制作している「東海道(五十三次)絵図」の
新作が完成しました!
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副題は『雨の土山』。
中央に描かれている建物は、江戸時代中期の
建物を改造して造られたという、東海道沿いにある
茶房&民芸展示館の「うかい屋」さん。
江戸時代のたたずまいを残す外観と店内は、
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう♪
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私が初めて土山宿を訪れた際に撮影した写真が![]()
(2017年3月撮影)
この写真から建物部分をトレース(なぞり書き)。
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ただ、建物だけだと寂しい感じがしたので、
「手前の東海道を江戸時代の人が歩いている」
といった風景を想像して描き足しました。
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ちなみにこのような見た目の人は現代には
いないので、初代・歌川広重の作品を参考に、
「今の自分のスキルでも描けそう」な人を
選び出して、模写(一部、加工)しました!
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右下付近にいる旅人らしい人のうちの
水色ズボンの人が遠くの空を眺めて
「この雨、しばらく止まんかな?」
つづけて隣の濃紺ズボンの人が
「じゃ、ここの茶屋で雨宿りしていこや!」
などと店を指さしながら話している感じで
描いてみました♪![]()
土山宿(現在の滋賀県甲賀市内)は・・・
江戸から数えて49番目の宿場町です。
宿場の規模は、家数351軒、人口1505人、
本陣2軒、旅籠(はたご)屋44軒との事。
(天保14年の「東海道宿村大概帳」より)
初代・広重は、この土山を題材に数点の
浮世絵作品を制作されています。
その中でも「春之雨」と題した作品
は、
(著作権フリー素材使用)
広く知られている作品ではないでしょうか?
雨が降る中、田村川に架かる橋を大名行列が
渡る様子を、上手く表現されています。![]()
昔は鈴鹿峠(三重県側)は晴れていても、
山を越えた近江(滋賀県土山宿)では
雨が降ることが多かったようです。
今回の私の作品も、この作品の雰囲気を
取り入れて雨を描き足しています。![]()
ここからが、今回の2つ目の本題。![]()
作品の制作途中の3月初旬、土山宿の雰囲気を
思い出すため、土山へ行ってきました♪
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JR草津線の貴生川(きぶかわ)駅から
バスに30〜40分ほど乗車して・・![]()
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土山宿に近いバス停、「近江土山」で下車。
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バスの待合所
と、
貴生川駅方面に向かうバス![]()
こんなかわいいデザインのバスも走ってました。![]()
この付近は「甲賀忍者・発祥の地」なんですね。
バス停から徒歩で5分たらずの場所に・・
「東海道 伝馬(てんま)館」![]()
は
江戸後期の土山の民家を改装して造られているそう。
土山の歴史を知ることが出来る観光スポットの1つです。
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入口のそばには・・![]()
「文豪森鴎外 来訪の地」と刻まれた石碑。
入口の扉から入って振り返ると![]()
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問屋場(といやば)を再現した建物(体験工房)。
問屋場は、宿場の行政・運輸の中心地で、
現代でいう郵便局と輸送手配所を兼ねた場所でした。
実物大の「旅役人」の模型(左端・写真外)や
「馬子(まご)」の模型(右端)が展示されてました。
(馬子とは、馬を引いて人や荷物を運ぶことを職業とした人)
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また、体験工房のとなりには、蔵が。![]()
蔵の中には、多くの京人形で再現された・・
大名行列を観ることが出来ました!![]()
(現地では
の3倍くらいの人形が並んでます)
そして、母屋![]()
1階では土山宿の解説や宿場を再現したジオラマ展示、
特産品の販売などをされています。![]()
室内の奥に行くと・・昔ながらの階段が![]()
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歩くたびにキシキシと鳴る階段をのぼって、
最初に入った部屋はコチラ![]()
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62歳から趣味で切り絵を始められたという
土山出身の男性・黒川重一さんの制作された、
東海道の各宿場をテーマにした作品が、
展示されていました!
また宿場ごとの名物もあわせて紹介されてます。
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は土山宿を描いた黒川さんの作品です。
どの作品もクォリティが高く、感激しました!![]()
個人的にこういうデザイン、好きです。![]()
2階の別の部屋では・・![]()
初代・歌川広重が描いた東海道を立体的に表現した
「盆景」が展示されてました。![]()
最初に思っていた以上に伝馬館が楽しめました!
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高揚した気分を維持しながら伝馬館を後にして
東海道を散歩・・![]()
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道路の右手側に見られる古そうな建物たちは、
それぞれ軒先に「本陣跡」などの案内板がありました。
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そこそこ時間が過ぎていたので、
最後のメイン目的地である「うかい屋」さんへ
向かいました。![]()
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まずは外観をパチリ!![]()
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左側の灯ろうの後ろ側には![]()
旧街道を旅していると色々な宿場で見かける
『屋号(やごう)が刻まれた札』を発見!![]()
屋号札とは、江戸時代の旅籠(はたご)などが
店先に掲げた、店名(屋号)などの名前が
記された木製の看板です。
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中に入ってみると、まずは民芸品の展示や
販売をされているエリアがありました。
そしてさらに奥の方には、喫茶スペースが♪
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木の板を使用して作られていたいた![]()
御献立帳(メニュー)に目を通します。![]()
実は今回はこちらで昼ご飯を食べたくて、
これまでなんとか時間を調整してきました!
(おかげで、おなかはペコペコ)![]()
ということで、この日は「鴨なんばんそば」を
いただきました。
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昔ながらの優しい味わいがとてもおいしく
宿場の雰囲気とも調和していました♪
普段は猫舌の私ですが、この時は不思議と
出来立てでアツアツのおそばも苦戦せずに
サッと食べられました!
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うかい屋さんを出た後、東海道を歩いていると
当日は少し気温が下がって寒かったせいか、
ちょっとトイレに行きたくなって・・
周囲を見渡しているとコミュニティセンターを発見。
建物の中に入ってみると、大きなひな壇が!
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トイレ後に撮影させていただきました。
何気に、伝馬館で観た大名行列を思い出しました。
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この後は、再び「近江土山」バス停に戻って
帰路につきました。
三
おしまい
前回の東海道絵図・発表会はコチラ![]()
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