ハノイが
世界ワースト1位になったというぐらい
大気汚染がひどい場所だということを知ったのは
出発の4日前だった。
ガイドブックにはそんな情報載ってないし
ニュースもチェックしていなかった💦
知ったのは、たまたま目にした
VIET JOのニュースより。
原文はこちら。
４年前にホーチミンに行った時は
（ホーチミン旅行記一覧はコチラ）
空気が汚いなんて全く感じなかったので、
調べてみたら
2019年9月の記事で
というのを見つけた。
慌てて
Twitterでも検索してみたところ、
「喉が痛くなる」とか「目が痛くなる」
「呼吸器の弱い人は要注意」等々、
そういう情報をちらほら見かけた。
旅行記でも検索してみたら、
すごく空気が汚かったという過去記事も
いくつか見つけた。
ガビーン。
知らなかったよ〜
すっごく落ち込んで、
怖くなって
行くのをやめようかとも思った。
夫に話したら
「長期滞在するわけじゃなし
東京に住んでる人は
そんなのへっちゃらだよ。
問題なし」
とさらっと返ってきた。
旅行記を書いている全ての人が
大気汚染について触れているわけでは
全くなく、
むしろ私が見た中では
少数派で、
（少数だから
間違っているということではなく）
私が、ハノイに行った人の旅行記を見た中では、
それについて
全く触れていない人の方が多かった。
ニュースを見た時に
日頃から気をつけていることは、
たとえネットに
ネガティブな情報が流れていたとしても、
実際に自分がこの身を持って
体験してみないと
本当かどうかは分からない。
だから、
行ってみよう、と
行く覚悟を決めた。
久しぶりの海外旅行だったこともあり、
こうやって
あれこれ緊張しまくっていたからか、
行きの道中は、
昨日の記事に書いたように
空港までの電車が人身事故で遅れ、
ノイバイ空港では、私の荷物だけ
なかなか出てこなくて焦ったり、、
というズレもあったけれど、
おかげで無事に到着できた。
飛行機がノイバイ空港に到着して
窓の外を見たら、どんより。
どよーん。
私の気持ちもどよーん。
これはもしや大気汚染？？
と不安がよぎる。
飛行機が着陸するなり、
機内で周りの人たちが
次々とマスクをつけ始めた。
あれ？あれれ？
これはやっぱりマスクをつけないと
やばいやつ？？？？
夫と顔を見合わせて、
心配になり、
私も一応つけてみた。
空港の外に出て、なんとなく、
空気があまり良くない気もした。
なんとなく、
目が痛いような気もした。
出発前に、
リアル大気汚染の度合（空気質指数）をチェックできて、
危険指数に達するとお知らせしてくれる
アプリ(IQ Air)も一応ダウンロードしていた。
ノイバイ空港からホテルに向かうタクシーの中で
1度は気になって見てみたら
こんな結果が出た。
見るからに
空気は良くなさそうだ。。
でも、これを見たところで
嫌な気分になることはあっても
空気をきれいにするために
今の私が何かできるわけではない。
この先これを目にしていると
余計身体に悪影響を受けそうだ、
と思ったので、
見るのをやめると決めて、
情報はシャットアウトすることに。
滞在中だけでも
空気が悪くなりませんようにと祈った。
以後、滞在中、
汚染指数のチェックはしなかった。
旅行中は次に何をしようか
もう常にワクワク忙しいので
それについて考える時間もなかった。
私はホコリやハウスダストに弱くて
アレルギー検査の結果でも反応が出る。
敏感な方だと思うけれど、
実際の滞在中は、
鼻がくしゅくしゅになることは全くなく、
目が痛くなることも、かゆくなることも
全くなくて、全く平気だった。
現地人のガイドさんに、
「空がどんよりしているのは
大気汚染の影響なのか？」と聞いたら、
それは違うらしい。
長期滞在していたら
具合が悪くなったりすることも
あるのかもしれないけれど、
今回の滞在では大丈夫だった。
以前、バンコクにはまって、
2月に行こうとしたら、
行く日の当日昼間に
たまたまテレビをつけたら
バンコクの大気汚染悪化で学校が閉鎖されるという
ニュースを目にして怖くなり、
当日に行くのを諦める決断をしたことがあった。
でも、
私が行くはずだったほぼ同じ日程で
バンコクに出かけた友人がいたけれど
彼はなんともなかったと
旅行を楽しんでひょうひょうと帰ってきた。
その経験からも、
ニュースを見ているだけでは分からない
実際に現地に行って自分が体感してみないと
分からないこともあるんだと思った。
なんにせよ、空気が綺麗なこと、
気持ちの良い空気が吸えることは、
当たり前のことじゃないんだなと
今回の旅で感じた。
私はベトナムが好き。
だから、空気をきれいにするために、
いつかみんなで木を植える活動ができたらいいなと
そんな夢を抱いている。