ある朝、TOTOウォシュレットの左下の床に水が溜まっているのに気が付きました。

新築から15年が経過しているのでこのウォシュレットは寿命か?と思いました。

 

数年前には洗面化粧台のTOTO湯水混合栓の水漏れがあってネットで調べたら、自分で修理された方が修理方法を紹介されていました。当方もその通りに該当部品をアマゾンから取り寄せ修理したことがありました。

幸い今回のウォシュレットの水漏れもしずくがポタ漏れ程度なので何とか修理できないかと調べました。

 

ウォシュレットの水漏れが起きる箇所は何か所かあるようですが、当方の場合はウォシュレット左側の上部辺りに指をあてると指先に水が付きました。

 

さて水漏れ部分の構造を知るためTOTOのHPでTCF982の分解図を探しましたが、15年以上前の製品のため分解図は削除されて見当たりません。

他の機種などいろいろ調べていくと、どうやら「水抜き栓」という部品に問題があるようです。

しかしこの「水抜き栓」の型番が分かりません。アマゾンで「TCF982」、「水抜き栓」で検索してもヒットしません。

 

念のためTOTOのパーツセンターに電話を架けて、ウォシュレットの型番を伝え「水抜き栓」を探していると伝えると、『型番は「TCM3559」です。在庫がありますので明日発送します。代金は781円です』との回答でした。15年以上の製品でも部品が入手できました。

この型番でアマゾンで検索すると、ノーブランド品で990円です。

 

ウォシュレットの型番はここにあります。

 

 

 

水抜き栓の交換方法

水の事故を想定して、事前にバケツやぞうきんを用意しておくと安心です。

 

1, 電源プラグを抜きます。

 

 

2, 水道の止水栓をドライバーで右に回して止めます。

 

 

3, 水抜き栓カバーを外します。 

 

 

4, 水抜き栓を左に回して外します。内部に溜まった水がしばらくの間ゆっくりですが流れてきます。

 

 

5、 新しい水抜き栓を差し込み、右に回して取り付けます。この際水抜き栓の取り付けはドライバーよりも10円硬貨の方が安定します。

 

 

6, カバーを付けます。

 

 

7, 電源プラグを付け、水道の止水栓を左に回します。

 

これで完了です。作業そのものはとても簡単でした。

多分専門業者なら相当な費用を請求されるところでしょう。部品交換どころかウォシュレット全部の取り換えになったかもしれません。