Jリーグはお金だけ欲しいの?
パチンコホール企業大手のマルハン がJリーグの大分トリニータ のスポンサーをしているのですが、どうやらユニホームに社名の広告をいれる事が出来なくなったようです。
元々大分トリニータ は、J2の時代からかなり資金難なチームでした。
ただこのチームだけではなく、Jリーグ人気の下がっている昨今では地方チームはほとんど似たような現状でしょう。
大分トリニータ のスポンサーはずいぶん入れ替わっています。
みどり牛乳
SOPH
さとうベネック
トライバルキックス
経営難に陥ったり、なにがしかのトラブルを起こしたりで全てスポンサーから撤退。
社名だけ見ていると何か祟られているみたいですね。
結局スポンサーが居なくなり、トリニータが資金難のあまり県に緊急融資してもらったりしている状況の中、手を差しのばしたのがマルハンでした。
その際にも簡単にスポンサーになれた訳ではありません。
Jリーグ実行委員会には、ホール企業とのユニホームスポンサー契約を自粛する意向があるようで、当時あくまで「特例」としてスポンサーになる事が許されました。
それも考えてみれば理屈が合わない話ですけれども。
元々Jリーグは発足当初、消費者金融やホール企業とのスポンサー契約は認められていなかったようです。
そのわりには現在Jリーグオフィシャルスポンサー のなかに、UFJニコス 、平和 、GEコンシューマー といった名が連なっています。
他にもチームスポンサーとしては、アイフル、プロミス、武富士等々のロゴが踊っている時期もありました。
理解に苦しみます。
ホール企業のマルハン が駄目で、パチンコ台を作っている平和 がOKというのは、どんな理屈が存在するのでしょうか?
資金難の時代にはスポンサーになって貰えるのを歓迎し、少し世間の情勢が変われば手のひら返して排斥にかかる。
現状は、「金は出してくれ、でも広告出すのは駄目」と言わんばかり。
というか、そう言っていますね。
Jリーグは青少年に夢を与えなければ駄目なんじゃないの?
大人のイヤな部分を喧伝しているような気がします。
逆に、青少年に世間の不条理を教えようとしているのでしょうか。
それならある意味、成功しているのかもしれません。
でも、さすがに大分トリニータのファンは、人として真っ当な感覚を持っていました。
上の記事3つ目にもありますが、マルハン に胸広告を続けて欲しいということで現在署名活動を展開中のようです。
一番しんどい時に支援してくれた事に対して、その恩義には答えなければいけないという事でしょう。
これでもし、40万人の署名が集まり、それが提出されても何も変わらないなら、何故平和 が良くてマルハン が駄目なのかきちんとした説明を聞いてみたいものです。
そうでないと余計な理由まで勘ぐってしまうので。
前にも少し触れましたが 、最近のパチンコ、スロット業界に対する規制などをみていると、裏の意味もあるんじゃないかと思えてきます。
まあ半島系の話なんですけれど。