いつから いつから誤魔化した
多分小学生から…だと思う
当時 自分の気のすむように動かないといけない子供に目を付けられ
中学卒業まで付きまとわれた
強い人に守ってもらうという願望が出来た
悪そうだったり強そうな人を味方につけようとした
高校卒業してその思いは日に日にまして
私の存在理由が分からなくなった
ある時から自傷行為のように人に抱かれるようになった
その日から今の今までずっと自分の事をどこか他人のように俯瞰的に見ていた
でも、抱かれるたびに闇が、どす黒い闇が
心を曇らせて
ある日とんでもない過ちを犯す
あの日 世界を呪うほどの毒をこの身に宿した
恨んだ 全てを
呪った 全てを
復讐したいと思った 世界に
今でも 今でも この身に毒を犯させた犯人を捜したいと思う
探して 探して どうする？
でも 日に日に増していく悲しみと悪意と絶望は増すばかり
ある日 人を信じられなくなった
人が怖いと 目を背けた
一人がいい 一人で良いと思った
利用してくるやつは利用し返せばいい
そう思って人を呪いながらここまで生きた
金も毟られた 心も壊された
抑圧された 暴力もあった
所詮 その程度の存在かと自分の無力をさらに呪った
でも
生活保護まで堕ちて 一人になる事が出来て
少し環境が変わった
ご飯をありがたく思う心 動ける喜び
一人の空間 心を癒す日々
そして そんな自分にも関わってくれる人
少しずつ人としての生き方を今やり直してる
でも まだ燻る呪い 人を信じれない呪い
それはすぐには取れない
棘が食い込んで取れない
幸せになりたい なっていいのか？
たまに襲う罪悪感と後悔と孤独
時間が癒してくれるのかはまだわからない…