先日、食事にご一緒したNさんのその後です。


カノの逆鱗に触れたのはお知らせした通りですが、


職場でもNさんはわざわざおいらを探しに来て、


一日一回はお喋りの機会を作りたかったみたいで、


けっこうまわりの人に「数くん、今日はどこで働いてるかな?」


って聞いてまわるほど、なぜか執着(?)されてた模様。



最低でも一日二通はメールをくださるんですね。

(本人曰く、特に用事は無いんだけどと前フリがあるんですが)


こう見えても律儀なもので、メールを頂いたら誰でも、


返事は遅くなっても必ず返すように心がけてるんです。


そんなんですから、一日五、六通のやりとりに


なることもあったんです。


まあ、時間帯としては12時~18時くらいで、


おいらが昼勤中って事になります。


呑気なサラリーマンなもんで返信する時間は、


無い事はなかったんですね。



んで、話しはさかのぼりますが、Nさんと食事後、


カノに大変怒られてから、Nさんとまともに、


職場でも普通に振舞う事ができなかったようで、


なんか気まずい雰囲気を、おいらがかもし出して


いたのでしょう。


それを知ってたか知らずか、変わりなくNさんは、


話しかけてくださりますし、メールも今までと変わらず、


定期的にくださってました。



しかし、今日はメール来ないなあって、


気にもとめてなかったおいらなんですが、


そのあくる日「二日間メールが無いと寂しいものですね」的な


メールがNさんからきたんですね。


基本的にNさんには、おいらからメールはしません。


Nさんから着たら、それに対して返すみたいな。



んで昨日、カノと電話で昼休み喋ってたんですが、


その電話中にNさんからメールがあったみたいで、


読んでみると「昨日社員のTさんが凄いむかついてさ、


メールじゃ伝わらないと思うから電話してもいい?」


みたいな内容だったわけです。



今までNさんからは電話があった事はありません。


もっともおいらの携帯は、電話帳に登録してある


電話番号以外からは着信しないよう設定してあるもんで、


Nさんには電話番号聞いてないから、通じないんですがね。



メールでも長文打ってくるNさんですから、


文章でも十分済んだ話しだと思うのですが・・・。



カノとの関係を悪化させたくないし、


あんな事がありながらもまだ、


陰でこそこそじゃないですが、


Nさんとメールとはいえ頻繁にやりとりしていたら、


カノを裏切ってる感がありまして、


いつかは切り出そうと思ってた事なんですが。


Nさんに今「付き合ってる彼女がいる事」は


伝えておいたほうが良いかなと。


ええ、Nさんにしてみれば、そんな事はどうでもいい。


おいらの勘ぐりで、Nさんにしてみればそんな下心(?)


は一切ないという事ならば、それを伝えた事で、


今後のNさんとの関係もなんら支障がないはずですから。


仮に、あくまで仮にですが・・・。


Nさんがおいらに好意を持ってくださるという事ならば、


早めに対処すべきだと判断して、


いい機会なので「電話してもいい・・・?」


に「ごめーんNさん。彼女と喋ってた。


メールでよければ相談受けますよ」って返信したんです。



するとしばらくしてNさんから返信です。


「ゴメンね。忙しいのに。彼女さんに勘違いされませんように。


メール入れたりしてゴメンね。


数さんとご飯に行った次に話しかけた時から数さん、


迷惑そうな感じで態度に出てました。


Nは会社での仲間として話し聞いての意味だったのに、


数さんには迷惑お掛けしたみたいで。


数さん、Nが勘違いしてると思って態度に出てたんですね。


N、きずかないとでも・・・。


悲しいですね」



どう思います?


判断できないので、速攻カノにメールを転送して


意見を聞いてみました。



もしほんとにおいらの態度がおかしいことに気がついて、


下心無しなら、なんか変な文章だよね。


あたしだったら、そんなメール貰ったら、


やっぱり「好意持ってたんじゃん!」


「ヤキモチ妬いて、ふてくされてるふうにしかとれないよ」


って言ってました。


だってそうでしょ?


最近あんたがなんか変で、会社じゃ満足に喋れないから、


なんか無理やり理由をつけて、電話で喋って様子伺い?


しようと思ってるようにしかとれないぜ。



う~ん・・・。


たしかに言われてみれば、おいらからしてみれば、


たしかに変な態度とってたかもしれないけど、


なるべく平静を装ってたつもり。


このメールを貰う前の日までは、


普通に返信もしてたし、


「今後一切連絡してくれるな」的な事を告げたわけでもない。


今までメールのみで、電話したいなんて言われた事はない。



と考えると、カノの解釈もあながち間違ってないのかなって・・・。


今回の件はおいらからしてみれば、


普通に考えれば「軽率」な言動だったかもしれないです。


それはNさんに対しても、カノに対しても反省してます。



事がややこしくなってきて、女心がますますわからなくなってきました・・・。



カノは今回の一件の「罰」としておいらに、


いろいろ買ってもらうからねっ!


っていう事で昨日は第一弾として「トリンプ(?)のガードル」


を買わされました。


けっこう高いのね!?


4000円くらいしました。


自分じゃ絶対そんな高いの買わないとかほざいてました(笑)


モノを買ってあげて、気が晴れてくれるなら、


いくらでも買ってあげようとは思ってますが、


いずれにしても、代償は高くつきそうです・・・。

「それじゃ、Nさんと2人きりで飯行ってダベってって言ってたけど、


何が楽しかったわけ?」


「他人の悪口や噂話をいっぱい情報くれたから、面白いと思ったわけっ!?」


「それだけの事ならあたしが、いろんな情報網を駆使して、


あんたに裏情報を教えてやるよっ!」


「それともNさんの口から聞きたいわけっ!?」


・・。(もはや言い返すのもめんどくさくなっててシカトしてました)



「黙ってないで、何とか言ったらどうなのよっ!」


「否定も肯定もしないという事は、Nさんと切れたくないって事だろ!?」


・・。


「ったくよぉ!てめぇーはいつもそうだ!」


「都合悪くなると黙り込むっ!」


「そうだろっ!?」


「違うかよっ!?」


どっちが悪いかは別として、いいかげん同じ事を繰り返し


言われ続け、時間はもはや26時。


限界に達してきたのでしょう・・・。



わかったよっ!


もう2度と行かねぇっ!


相手がNさんじゃなくても、他の大人数の飲み会とかでも、


誘われてもぜってー行かねえっ!


今後、ぜってーだっ!!!


そんないらん勘繰りいれられて、俺の事ももう信じれなくなったとか


ぬかしやがるほど、そんな薄っぺらな絆でしか繋がってなかったのかよっ!


おれたちわっ!?


「何が絆だっ!」


「裏切るような事をしたのはおめーだろっ!」


「現に、勘ぐりいれられるようなことしてっから、言われるんだよっ!」


だから、裏切ってねえって!


飯食って、お茶してたまたま遅くなった。


それだけの事だっ!


何で信じてもらえないんだよっ!?


「たまたまじゃねえよっ!」


「常識の範疇で行動しろって事だっ!」


「夜中の1時まで女と2人きりで遊んでて、


それを何も無かったです。はいそうでしたか。


みたいに思えるわけがねえっ!!!」



もう信じられないならそれでいいっ!


勝手にしろっ!!!



カノの車で話してたんですが、


ばーん車から降りて帰りました。



もう、おさらばでもいいわい。

(淋しいくせに)


しばらくシカトだな。

(そのうち奴から折れてくるだろう)


少しは頭、冷やしやがれ。

(おまえもな)




あくる日の昼休み、カノから着信。


まだヤリたりねえのかあ?!と思いつつ、


ひと気の無いところに移動して、かけ直すと。



「考えたんだけどさ、僕は僕の好きなようにしたほうがいいよ」

(ふだんカノはおいらの事を僕と呼ぶ)


「もういろいろ考えすぎちゃって疲れたし」


「Nさんと行きたかったら行けばいいし」


「投げ槍じゃないよ」


「ほんとにそう思っただけ」


「ただひとつだけ言わせて」


「あたしと一緒にいる時は穏やかにして、優しくして」


「あたしが見えない範囲では何も制限設けないからさ」


「それだけ約束して」



呆然ですよ・・・。


こんなにも早くカノが折れてくるとわ・・・。


また、あんなにもおいらの事で怒ったカノを見るのも久しぶりだなと・・・。



つらい想いさせてしまったんだなと。


やりきれない気持ちを、全力でぶつけてきたんだなって。


ほんとすまない気持ちでいっぱいです・・・。



昨日の裏家業あがりには朝まで、


元の2人に戻ってずっと話してました。


今回、ぶつかった事はけして無駄にはしない。


また、前を向いて2人で歩いていけるような気がした朝でした。。


「でもさ、今は何でも無いと思ってても、


そういう事が回を重ねるごとに、


気持ちが傾いていくって事も考えられないかな?」


Nさんには悪いけど、たぶんありえないと思う。



「たぶん?!」


「っつー事は、可能性はゼロじゃないって事だろ?」


いや、ゼロに等しいよ。


「なら、たぶんとか言うなやっ!」


また雲行きが怪しくなってきました・・・。



「さっき誘われたらまた行ってもいいみたいにお前は言ったよな?」


「はっきり言って、行きたいの?行きたくないの?どっち?」


もう、こうやって君に嫌な想いさせちゃったんだから、


行こうなんて思わないさ。


「そうじゃない!行きたいのか、行きたくないのかお前の気持ちだよ」


「あたしがどうこうじゃない!」


だから言ってるじゃん。


Nさんて人間は嫌いじゃないし、


今後も会社で君もおいらも付き合っていかなきゃいけない人でしょ?


必要とあれば「大人の付き合い(変な意味じゃないです)」も大切だと思う。



「ふーん!じゃあ何がNさんに魅かれる理由なんだよ?」


だから、おいらも君も入社してから今までNさんには、


世話になってるでしょう?


君は性格上、誰ともすぐ仲良くできるけど、


おいらはこうだから、自分から仲良くしましょう的な事できないし、


そこまでして会社で輪を広げたくないしね。


でもNさんはどういうわけか、むこうから仲良くしてくれてきた。


そういう意味で、精神的支柱なんだな。


続く・・・