「でもさ、今は何でも無いと思ってても、
そういう事が回を重ねるごとに、
気持ちが傾いていくって事も考えられないかな?」
Nさんには悪いけど、たぶんありえないと思う。
「たぶん?!」
「っつー事は、可能性はゼロじゃないって事だろ?」
いや、ゼロに等しいよ。
「なら、たぶんとか言うなやっ!」
また雲行きが怪しくなってきました・・・。
「さっき誘われたらまた行ってもいいみたいにお前は言ったよな?」
「はっきり言って、行きたいの?行きたくないの?どっち?」
もう、こうやって君に嫌な想いさせちゃったんだから、
行こうなんて思わないさ。
「そうじゃない!行きたいのか、行きたくないのかお前の気持ちだよ」
「あたしがどうこうじゃない!」
だから言ってるじゃん。
Nさんて人間は嫌いじゃないし、
今後も会社で君もおいらも付き合っていかなきゃいけない人でしょ?
必要とあれば「大人の付き合い(変な意味じゃないです)」も大切だと思う。
「ふーん!じゃあ何がNさんに魅かれる理由なんだよ?」
だから、おいらも君も入社してから今までNさんには、
世話になってるでしょう?
君は性格上、誰ともすぐ仲良くできるけど、
おいらはこうだから、自分から仲良くしましょう的な事できないし、
そこまでして会社で輪を広げたくないしね。
でもNさんはどういうわけか、むこうから仲良くしてくれてきた。
そういう意味で、精神的支柱なんだな。
続く・・・