この記事はメンバー限定で投稿し、然るべきとき、すなわち早苗鯖が再起不能になったときに全体公開する予定であるが、その際のタイムスタンプの扱いなどわかりかねる。

 

 かつて、村番2000番台(私が参入したとき)の人狼式界隈には、真紅、早苗、四条(アイドルマスターシリーズ、管理人など変遷して今は前川?)、バーボンハウス等のサーバーがある程度ユーザー間の距離を保ちながら存在していた(雛苺は鍋なので話題から除外する)。早苗は東方系したらば掲示板の『ウミガメのスープ』スレッドから出生したため、ある程度遊戯的であり、真紅は競技的であったと記憶している。四条、バーボンハウスについては知らない。今後の話については、四条系列やバーボンハウスの話は出ないように思う。記憶に無いからである。一時期のみ存在していたマヨナカ系列や、早苗の避難所として建てられた椛鯖についても語ることはない。

 遊戯的というのはカジュアルであり勝敗に重きを置かない、競技的というのはシリアスであり勝敗を重視する、といえば良いのか。

 

 ある程度時間が経ち、真紅が過疎り始めたらしいが、その理由については知らない。私は早苗でのみプレイし、遊戯的なプレイヤーであった。しばらくはそれでよかった。

 時が経ち、真紅の風習、すなわち競技的・勝敗重視スタイルや、役職重視の戦術(信用合戦など)が早苗においても主流になり、元々の早苗の住民(ウミガメのスープ時代の住人も)が櫛の歯のように抜け落ちたが、指導部(そんなものがあれば)もサーバー管理人も何もしなかったようだ。チャットルーム管理人の離脱に関しても無為だったようだ。これについては、自主的な離脱であり、個人の都合であったりリアルの都合であったりするので問題はないと思われる。

 

 さらに時が経ち、競技的になった早苗鯖で、遊戯的なプレイをしていた私(インサイト)を糾弾するという動きが何度か起こった。ゲームだから勝てば嬉しいし負ければ悔しいが、それはゲーム盤が閉じられたらそこまで、と考えていた(当時はそこまで言語化できていなかったようだが)私は、右から左に受け流して忘れていた。

 どうもそれが気に食わなかったらしく、サーバー管理者の了承も何もなく、私は早苗鯖から一時的に「私刑によって」追放された。他の要因があったかどうかはわからない。これについては仕方がないと考えている。もうそういう人間の集まりになったのだ、と。真紅のような、競技的なあつまりになってしまったのだ、と。

 

 許されたか、奇襲したかは覚えていないがチャットルームで某α氏に『アイコンの一部、それもユーザー登録のものではなく初期から存在したものに東方Projectガイドライン違反の疑いが見受けられますが』と問うてみた。答えは『忘れろ。忘却の底に忘れろ』であった。つまり、少なくとも某α氏は、ガイドライン違反の疑いがあることを知りつつ隠蔽工作を行おうとしていたようである(チャットルームなのでログはないし、あったとしても捏造可能なものなので出せないが)。

 その他の面々について、ガイドライン違反の認識があったかどうかはわからないが、サーバー管理人についてはおそらくガイドラインに違反した疑いがある(知っているか、知らないかはわからないが)。某β氏は膨大な数のアイコンのカテゴリを分類したが、某β氏が著作権法について知っているかどうかはわからないが、間違いなく著作権法、肖像権法に違反したアイコンが見受けられる。某β氏がそれをどのように処理していたのかは知らない。

 現在増加しつつある『ウマ娘』の二次創作においては、暴力行為や性的行為の描写がガイドラインで明確に禁止されている。実在の競走馬をモデルにしたものなのでデリケートな取り扱いが必要なものなのだが、このガイドラインはたしか、最近改定されたものである。記憶は曖昧だが、表現が明確になり、禁止の範囲が広くなったと記憶している。

 さて、人狼ゲームというのは、「憑依」「私刑」「襲撃」という暴力的行為を主軸とするゲームである。これについては「ウマ娘」ガイドラインに明確に違反していると思われる。

 

 ガイドライン違反について訴えるべきなのはサーバー管理人であるが、早苗鯖のトップページにはサーバー管理人の名前もリンクもなく、スクリプト作成者の名前とリンクがあるのみである。

 東方Project、ウマ娘、両者の窓口に訴えてみたが、なしのつぶてである。法的措置にはコストがかかるので、経営戦略的に無視するという手段もあることは理解している。ただ、それは許可とは違う。コストがかかるから放置されているだけだ。

 

 ガイドライン、著作権、これらを遵守するのは創作、クリエイションに対する敬意である。クリエイションには当然コストが掛かる。天才の才能であったり、チームの手数であったり、高価な機材であったり、コストのありようは様々であるが、クリエイションにコストがかかるのはわかる。

 二次創作の許可というのは、そのクリエイションのコストをパブリックに寄付する行為であると考える。当然、見返りとしての宣伝効果というのもあるだろうが(東方Projectが頭角を現したのは、二次創作に寛容であったからという説もある)、どのような目的であれ、示されたガイドラインは明確に守らなければならない、と考える。

 

 ちなみに人狼式スクリプトにおいては、1度使用されたアイコンは変更できないとされているらしい。

 ならば、サーバー管理人等のいない時間を狙って、明らかに違法な画像を登録・使用し、最低遂行人数の3人でゲームを成立させた場合はどうなるのだろうか。ゲームが成立し、ログが残る以上は、スクリプトの仕様的には画像は変更できないが、画像は違法である。サーバー管理人が法的措置を受けることになるのだろう。

 過去に私がスクリプトを解析したところでは、アイコンは画像ファイルとして格納され、HTML構文で呼び出されただけのようなので、単純なファイルの置換によって変更できそうなものなのだが、そうではないのだろうか?これについては、解析不足の可能性が高いのでなんとも言えないが。ただ、変更できないとしても、それはスクリプトの欠陥であり、法的措置を免れるものではない。

 

さて。このカードが表を開く時はあるのだろうか?