先日行われたジョン・グレイ博士の
パートナーシップのセミナーのシェア会を開催したんです。

ジョンの教えてくれた沢山のことがあったのだけれど
みんな、大切に思うことが違うので
覚えている部分が違っていたりして、
とっても楽しかったんです。
そんな時間を過ごしていて、私が
「 お茶を出そうと思うんだけど、どんなお茶がいい?」
って聞いたら、アシスタントのルーシーが
「 私、白茶が飲みたい! 」
って言ったんです。
私から聞いたんだから、答えてくれて良かったはずなのに
私の小さい部分が
えぇぇぇぇ

我が家で一番高級なお茶を、
りんごジュース飲みたい!みたいな感覚で言うなんて

って、一瞬思っちゃったんです

でも、その時はそんなことも言わずに
みんなにぴったりの白茶は、どの子かな?
と探して、フランスで購入した(日本では未販売)
THÉ APRÈS L'ORAGEという名前のお茶をみんなにお出ししました。

白茶は、昔は皇帝しか飲めないような貴重なお茶でした。
新芽だけを集めているので、産毛が葉っぱに付いていることもあります。
口の中で転がすと、トロッとするのが特徴的で、
フエーバーが付いていても、2煎・3煎と味わえるお茶なんです。
日本ではとってもいいお値段なのだけれど、
フランスで購入すると少しかわいいお値段になるのです。
と、お値段のことを考えてしまった自分が
本当にちっさく感じてしまったんです

お出しした後は、みんな美味しいと言ってくれたりして
楽しかったし、嬉しかったんです。
そして、もし白茶で!と言われなくても
私がそのお茶を出したくなったかもしれなくて
もしそうだったら、お値段のことなんて考えてないはずなんです。
お茶をお出しするってことは、行動として何一つ変わらないのに
私ほどその価値に気づいていないとか、そんなようなことを思ってたと思ったら
恥ずかしくなって、主人に話したんです。
そしたら、、、、
「 はい、白茶だよ! 」
って言って、トウモロコシのひげ茶とか出してもわからないよって

もう、おかしくておかしくて

そんなことを聞いたら、想像してしまったんです。
もし、主人が味がわからない人で
どんなにいいお値段のものでも、お手頃なお値段のものでも
同じように
おいし~~~

なんて、言ったら
主人にはお手頃のものを出して、
自分だけこっそりいいものを食べちゃったりするのかな?って。
もし、そこに復讐心のようなものがあったら
そんな事しちゃったりするのかもしれないけれど、
今の私にはそんな思いはないなって、言うところに着地したわけです。
そんな事を考えていたら、
私は、食に対してとっても思い入れが強くて
その思いをちゃんとわかってくれたら

わかってくれなかったら

って、ジャッジしちゃってるってわかったんです

同じような感覚の人なんて、なかなかいないってわかっているし
主人とだって違うのに、私は何を見てるんだろ・・・
ジャッジしただけ頭が疲れるのに、何やってるんだろって
恥ずかしくなった今日この頃です
