訴える症状以外にも大切なものがる
妊婦の女性が足のつけ根とお尻に痛みを訴えてきた。もともと痛みが気になっていたようだが、5日前から日増しに痛くなってきた。立っている時や寝返り、歩行でも痛みがある。しかし、同じ動作でも痛みのない時もある。
今日は新たな発見をした。施術の終盤に差し掛かった頃、その患者に鉄を持たせると筋力が弱化する。聞いてみると「金属アレルギー」があるそうだ。鉄は妊婦の場合、赤血球が量産体制に入り鉄分の供給が母体や胎児に必要になる。不足すると貧血気味になる。妊婦における貧血のほとんどが鉄欠乏性貧血である。
そう言えばこんな話があった。ある患者で毛髪ミネラル検査結果から鉄不足が指摘された。1日摂取量の約10倍の鉄サプリメントをしばらく服用したが、体調の変化はなく逆に便が黒く固く便秘になり中止したようだ。なぜか、体に合わないため吸収されず、必要としている鉄が尿や便から排出されるためである。そればかりか腎臓や腸や胃などの内臓に処理負担がかかる。
長期間にわたりサプリメントを飲んでいるが体に良い変化がない場合、必要だが吸収されないのか又は体が必要としていないのかどちらかである。サプリメントの裏書には、「体に合わない場合はご利用をおやめください」「原材料にアレルギーのある方は避けてください」と書いてある。栄養素不足の指摘は多いが、吸収障害について問題視しているのは私が知る限りNAETだけである。
この患者さんはミネラルの施術選択しないのでここで終わるが、鉄に限らずミネラル全般に不足するので、元気な赤ん坊を産みたいのであれば妊婦中に限らずアレルギー除去をしていた方が良いと思う。
群馬 伊勢崎
内外治療室