担保や保証人は必要ありません。
融資を希望されるお客様でいまだに多いのが「融資に際して
担保とか保証人が必要なのでは ?」と思っている方。
現在の「日本政策金融公庫」の「新創業融資制度」を利
用すれば「担保」も「保証人」も必要ありません。
(保証協会も同様の制度が有ります)
かつて金融機関から融資を受けようとすれば、必ず「担保」
もしくは「保証人」を要求された事に比べれば、これから創業
する人間にとっては非常にありがたいシステムです。
かつて私が開業したときには自宅を担保に入れさせられた
ことを思い出しました。
あのときは「店を失敗したら親から譲り受けた家を手放す
ことになる」という思いが寝ても覚めても頭の一角を占めて
いたものです。
おかげでほぼ毎日16時間働きました。
いや若かったんですねー。
今じゃ絶対に無理な話です。
それが今では「担保」も「保証人」も必要無く、融資を受けられ
るのですから利用しない手はありませんね。
ただし、借りられる金額は1000万迄です。
(保証協会では自己資金の条件により最大2500万迄です)
では1000万以上必要な場合にはどうなるのでしょうか。
この「新創業融資制度」は「公庫」が用意してある様々な融資
制度とミックスして扱われるもので、1000万までは「新創業融
資制度」で対応して、それ以上は個々の融資制度で補うもの
なのです。
たとえば「飲食業」や「美容師」などで説明すると、1000万迄
は「新創業融資制度」ですが、それ以上になる場合には「生活
衛生貸付」をプラスして利用することになります。
この「生活衛生貸付」とは「飲食業」などに対応している元々か
ら有る制度です。
これはどのような職種でもそれぞれに対応した融資制度があり
ますから、1000万迄と、それ以上の部分と2本立てで融資
制度を活用することになります。
そして1000万迄は先ほどから言っているように「担保」も「保
証人」も要りませんが、それ以上の部分に関しては状況により
「担保」や「保証人」を要求されることになります。
ただし、これは原則論です。
なぜかと言うと、これから創業する人に対して「公庫」や「保証
協会」は1000万を超える融資をすることは、まず有りません。
まあ、考えてみれば分かります。
「海のもの」とも「山のもの」とも知れない相手に多額の融資
はしたくありませんよねー。
それでも「担保」も「保証人」も無くても1000万迄貸してくれ
るのですから、ありがたい制度ですね。