起業家応援行政書士 徳山孝一のブログ -176ページ目

資金不足での開業は ?

融資に関しての問い合わせでとても多いのが「自己資金不足」




まず、起業しようというのに肝心のお金がないというのは、いかが

なものかとは思います。




実際に公庫で創業融資を申請する場合には、「開業資金」全体

3分の1用意しなくてはいけないという規制があります。




しかし、一方の保証協会に関しては、そのような規制は明記されてはおりません。




ですので自己資金がなくとも融資申請するのは問題ないはずで

す。




( 実際にお金を出す金融機関が嫌がるかもしれませんが )




では創業に関して自己資金がなくとも大丈夫なのかと言えば

そんなに甘くはありません。




飲食業を例にとれば、まず店舗物件を抑える際に不動産屋等に

手付金( 家賃1ケ月分くらいが多いのでは )を渡さなければ

いけません。




また内装業者などにも同様に頭金などが必要です( 内装費用を

3回に分けて支払うのが多いようです )。




そして「公庫」「保証協会」の違うところが有ります。




「公庫」は融資実行が決まった場合には比較的早めに融資実行

されることが多いのですが、「保証協会」は飲食店営業許可が

下りないと融資実行されないことがほとんどです。




どういう事かと言うと、飲食店営業許可が下りるということは店舗

がすべて出来た状態になっているという事です。




この状態になっているということは各業者たちには支払いが

ほとんど済んでいなくてはいけません( 例外もありますが )。




つまりこの段階で、相当なお金が必要となるのです。




だから、お金が不足しているような状態での出店は難しいと

言う事になってしまいます。




「公庫」では比較的早めに融資実行されるかもしれないとしても

とてもリスキーです。




ですから、ある程度資金を蓄えた状態で開業すべきでしょう。