足し算では無く、引き算なんです。
なんのこっちゃ !
と思われるかもしれませんね。
これ実は日本政策金融公庫など公的金融機関の考え方なんです。
いやそれでも分からん !
と言う方のためにもう少し説明しましょう。
普通、融資を受ける、あるいは投資して貰う場合には、自分の会
社や事業の素晴らしさや将来性、収益性などをプレゼンして、
そして融資あるいは投資をしてもらう事になります。
これを足し算としましょう。
いろいろな事情、説明を積み上げていく訳ですからね。
かたや、公庫などの公的金融機関では、事業の素晴らしさや将
来性などをプレゼンする必要はありません。
いや、全く無いわけじゃないんですが、それよりも大事な事が。
それは公庫など公的金融機関の融資条件に適合しない部分
を、削除もしくは適合させる事です。
融資の査定をする際に、様々な条件があり、査定担当者は融資
申し込み者と、その条件をひとつひとつチェックしていきます。
ここでは、条件に合わない部分、そして怪しい部分を抜き出していく
作業をするわけで、あまり事業の将来性などは気にしていない感じ
がします。
( もちろん、全くと言う事では有りませんよ。将来性や収益性が
無いとなれば、貸したお金も帰ってきませんからね )
ここで合わないとなりそうな部分は削除し、怪しいとなりそうな部分
は、うまく適合( アレンジ )しなくてはいけません。
疑いをもたれるというだけで、マイナス点と考えていいでしょう。
このマイナス点をいかに少なくするかが、とっても大事なんですね。
はい、プラス思考はいりません。
ですから引き算。
同じ金融機関相手でも、民間のものと公的なものとでは、このような
違いが有る事を知っておかなければいけませんよ。
追伸。
「俺はプレゼンは大得意なんだぜーーー」と言いながら、公
庫に融資を断られた人間を、3人ほど知っていますよ。