今日は仕事の関係韓国から日本に来ていた。
「あれ?」
スタイリストみたいな大きいバックを持っている女性が目に入った。
彼女は…たしか…
「こんにちわ。」
とりあえず話しかけてみた。
「はじめまして。渡辺と申します。」
彼女はあの時の人が俺だと気づいてないのか、気づかないフリしているのかわからない。
スタッフ「彼女のお店、原宿で人気なお店の店長なんですよ!今日のジヨンの服はそこのを使ってみるから選んでみて下さい。」
「は~い♪」
スタッフ「じゃ渡辺さん。撮影準備あるのでちょっと席外しますね。」
「わかりました。」
「おしゃれなふくたくさんですね。これと、これと……う~ん…渡辺さん、これに合うオススメなのとかある?」
「今日はプライベートに近い服装とお伺いしました。おしゃれ番長と呼ばれてるのなら一度ご自分で選ばれてみては?」
(やっぱりあの時の俺だって気づいてるじゃん!)
「一着きめたよ。店長さんならもう一着みたててよ。俺のために(`∀´)」
「そうですね。これとこれでどぉでしょう?」
「どれ?」
「ジヨンさん近いです。」
「渡辺さん。今日愛梨どこにいるの?」
「さぁ?なんの話やら?」
「渡辺さんが愛梨のともだちなのは知ってるよ。」
「愛梨のことどぉ思ってるんですか?」
「どぉって…可愛いなと思うよ。」
「その程度なわけ?」
「そのていど?」
「だから!好きなの?愛梨の事!」
好き?
…
…
この気持ちが好きなのかどうか自分でもわからない。

何も答えない俺を見て、渡辺さんは深いため息をついた。
「愛梨は一般人なのはわかりますよね?もしあなたと一緒にいて写真でも撮られたら、あなたは責任とれるの?」
その質問にもすぐに答えられなかった。
俺は記者会見をして済む話だけど、愛梨はマスコミ、熱狂的なファンに追い回されるのは目に見えてた。
「冷静に考えてみて、あなたが愛梨を幸せに出来る様に見えないの。愛梨の事好きじゃないならもう、あの子にちょっかい出さないでほしいの。」
「っ………」
コンコンっ
スタッフ「失礼します!ジヨンさん洋服決まりました?」
「あっうん。」
スタッフ「じゃスタジオで待ってますね!」
パタン……
「……これあたしの連絡先。もし今の気持ち答えが出たら、愛梨の居場所教えてあげる。」
彼女は紙に走り書きで番号を書いて、それを机の上に置いて出て行った。
まだ、付き合ってなかったからよかったのかもしれない。
俺はこの日から愛梨への気持ちに鍵をかけた。
それは冬から春に変わり始めた季節だった。
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