先日ウィル愛知にて淡交会名古屋支部の講演会がありました。講演者は16代川端道喜夫人で画家の川端知嘉子さん、やわらかい物腰やかわいらしい話し方で今日16代まで続いてきた川端道喜の歴史を絵巻物をうつしながら説明していただきました。私は川端道喜って京都の粽屋で婦人画報で読んだくらい、お値段が半端なく庶民にはとうてい手が届かぬ高価な粽だというくらい。お話は初代道喜が室町末から明治2年まで300年以上毎朝御所に天皇の食事を運んだこと、当時利休とも親しかったこと、織田信長が御所の修理をした際工事奉行として監督したことなどエピソードをまじえながら道喜の歴史を紹介してくださいました。粽の話はちょっぴりだけ。ただ途中すこし眠くなりました。スクリーンに映し出される画像が座席が遠かったため、少し見にくかったのが残念でした。最後の質疑応答も興味深くのこりました。日本の文化は引き算の美意識、西洋の足し算ははだにあわぬこと、日本画の色の多彩さ、和菓子の色つけにも自然の色をくみあわせて工夫されてるとか、マスコミに流されず自分の目や感性を大切に積み重ねること、経済に踊らされず身の丈をかんがえて自分の生き方を定め努力するのがよいとさりげなく語られていたことに感じ入りました。京都にも日本のあちこちにもインスタ映えなどに翻弄されず地に足つけて生き てる若者達もたくさんいるそうです。自分も残された時間を心の内へと充実させていきたいものです。