東京の端っこ在住。
22才の船員兼通信制大学生長女を筆頭に、専門学校生、高校生(2025年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きな韓流アイドル・テギョン君を追っている侍ままんです。
大人になってから良かったな、と思うことの一つに、大学受験のために5教科を勉強し続けたことがあげられます。
なぜならば、大人になって雑談をする時に全方位においてネタに困らないからです。
個人的にはこれが結構大事なことだと思っていて、知らない人と会話をする時に、知らない話をされると面白くないじゃないですか?
面白くない会話を続けることほど無駄な時間はありませんので、私は良く分からない話になると「それってこういうことと同じ理論ですか?」というふうに、自分が知っている分野に寄せて、例え話を振るようにしています。
そしてそれが、全く予想外のジャンルから持ち出されたものだったりすると「それ、面白い発想だね」となって会話が盛り上がるのです。
単純な話ですが、文系か理系かという風に発想が偏っている人って、当たり前のことしか言わなくて、面白味に欠けることが良くある気がします。一見すると対極にあるように見える二つのジャンルの中に、共通要素があったとしたら!?そういう意外性を発見することこそが、知的な大人の娯楽と言えるのではないでしょうか。
やっぱり知識とは、ないよりあるに越したことはないものです。これだけ「何でも調べれば分かる時代」だと言われても、結局は【調べもしない人】がほとんどなわけですから、知識が頭の良さを示す【通貨】として幅を効かせる時代は、今後もしばらく続くと予想します。
それなのに昨今の日本の教育方針では、せっかく学んだはずの5教科を、早々に手放してしまう人の多いことっ
実にもったいないと思います。
一重に、大学入試の制度が良くないと言いたい3教科でも良いよと言われて、わざわざ5教科をやり続けるのは、余程の貧乏人か勉強オタクの変態くらいしかいないのですから
近ごろは、高校入試ですら5教科を必要としない場合もあって、個人的には非常に残念に思っているところです。
とはいえ、そのように5教科を最後までやり抜いたつもりの私でも、これまで全く未知の領域がありました。
それは【政治と経済】
とにかく意味が分からないし興味もない、長年そう思っておりました。
なぜならば
要するに学校で習ってないんです。
かろうじて高校の時に「政治経済」という科目が新しく出来て、薄っぺらい教科書が配られた最初の年代だったと思うのですが、授業内容は、驚くほど何も覚えていません
ところが最近になって、この2つ分野というものが、実は我々の生活に最も密接に関わっていたという事実に気付いてしまい「これ知らないってヤバくない」と急に焦り始めたところです。
きっかけは選挙ですかね
東京へ来て以来、区議選、都議選、都知事選、衆院選と何度かの選挙を経験しました。特に印象的だったのが区議選の時だったと思います。
「駅前広場の老朽化したタイルを張り替えます」
それだけを声高に訴えて当選した人がいました。その時は「何を小せえことを大袈裟に騒いでやがるんだ」と、かなり冷ややかな目で見ていたのですが、選挙後に本当に駅前広場のタイルが張り替えられたところ、驚くほど歩きやすくなったのです
その時思ったことは「もしも選挙がなかったら、あのタイルが張り替えられることはなかったのではないだろうか」
選挙の意味と、声を上げることの大切さを初めて理解した瞬間でした。
どんなに小さな声でも、大騒ぎをすれば同意する人が現れて、やがて大きな波となる。それが【政治】なのではないか。
そういうわけで選挙カーとは、あれだけうるさい必要があったのです。子供の頃から長年抱いていた疑問が晴れて、実にすっきりしました。
そんな折、埼玉県戸田市の市議会議員である河合ゆうすけさんを知りました。
彼の何が凄いって。
話がものすごく分かりやすいですよね
今まで、私は政治というものが何なのか、全く理解しておりませんでした。
更にその原因は、政治そのものがめちゃくちゃ難しいものである上に、私の頭が悪いからだと信じて疑わなかったのです。
ところが河合さんの説明を聞いていたら、政治ってめちゃくちゃ単純なことだということが分かりました。
何なら学校のPTAの運営だって、政治活動みたいなことです。
つまり私の頭が悪かったのではなく、今まで私に政治をちゃんと説明してくれる人がいなかっただけだったのです。そう考えたらだんだんと腹が立ってきました。
【政治とは】大多数の国民に「良く分からないもの」「自分から遠いところにあるもの」という意識を植え付けた上で、政治家の仲間内だけで都合良く処理されていたのかも知れません。
本当は、説明が下手だっただけとはっっ
だがしかし
自ら学ぼうとしなかった我々にも、非はもちろんあります。
自分たちの生活に直結することです。知らなくて良いはずがありません。
そういうわけで、最近一生懸命に政治を勉強しているところなのです。そして政治を知ると、もれなく経済も知りたくなる。
そんな時たまたま会社にこんなビラが貼ってありました。
一般だと4000円もする講演会にタダで行けるチャンスです
「これ行って来てもいいですか」
仕事そっちのけで行って参りました。
私自慢じゃありませんが【無料】と【一流】に目が無いんです
森永康平さんといえば、モリタクさんこと森永卓郎さんの御子息であり、一流の経済アナリストです。
そんな有名な方のお話がサクッと聞けてしまう、東京に住むとはこういうことなのです。
【郷に入っては郷に従え】
せっかく東京で汚れた排気ガスに晒されながら、頑張って生きているのです。受けられる恩恵は全て受けておかねば、住民税を払っている意味がありません。
率直な感想は、実に楽しかったです
とにかく予備知識ゼロでの参加でしたし、どういう方達が来るのかも全く分からず、勢いだけで出掛けて行きましたので不安もありましたが、蓋を開けてみれば一般人が聞いても全然分かる興味深いお話ばかりでした。
だがしかし参加していたのは、実は中小企業の事業主の方ばかりで、パートのオバはんが行くところではなかったようでした。それでもよ、行ってはいけないわけではありませんので、堂々と前から2列目のど真ん中で聞かせて頂きましたよ
それで確信しました。
本当に頭が良い人は話が面白いんです。難しい内容でも、一般人に分かりやすく噛み砕いて説明することが出来るんです。
今までは「経済アレルギー」と言ってもいいほど、経済の話題を避けてきましたが、これを機に自信が付きましたよ。
【私、経済知ってますけど】
大人ですね〜
皆さまも「日本経済の現状と展望」について、一緒に考えてみませんか